Ubuntu 22.04 LTS上でAWSCLIの設定を行う

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Ubuntu 22.04 LTS上でAWSCLIの設定を行ってみます。設定する際に、アクセスキーIDとシークレットアクセスキーを生成する必要があります。生成に関してはこちらを参考にしてください

なお、この記事は「Ubuntu 22.04 LTSにAWS CLI をインストールする」という記事の続きでもあります。

■PC環境

Windows10(Google Chrome)

AWS インスタンス作成済み(Ubuntu 22.04 LTS (GNU/Linux 5.15.0-1011-aws x86 64))

■SSHクライアント「PuTTY」を用いてSSHで接続する

AWSCLIの設定を行う前に、まず「AWS マネジメントコンソール」にログインし、「EC2」サービスへ移動します。移動後、「EC2 Management Console」内の左メニューの「インスタンス」の「インスタンス」をクリックすると、作成した「インスタンス」が一覧で表示されます。

今回作成した「Ubuntu Server」インスタンスの「インスタンス状態」が「実行中」であることを確認します。確認後、SSHクライアント「PuTTY」を用いて、SSHで接続を行います。

Welcome to Ubuntu 22.04 LTS (GNU/Linux 5.15.0-1011-aws x86 64)
* Documentation: https://help.ub 
* Management: https://landscape.canonical.com 
* Support: https://ubuntu.com/advantage
System information as of Fri Jul 8 00:49:50 UTC 2022
System load: 0.0 Usage of 7: 22.6% of 7.58GB Memory usage: 234 Swap usage: 0%
Processes:
100 Users logged in: IPv4 address for etho: ***.**.**.**
* Ubuntu Pro delivers the most comprehensive open source security and,
compliance features.

Ubuntu Pro for AWS | Ubuntu
Ubuntu Pro for AWS, the Ubuntu image optimised for production and professional use on public cloud. Including broad secu...
42 updates can be applied immediately. 22 of these updates are standard security updates. To see these additional updates run: apt list --upgradable

SSHで接続すると、上記のようなメッセージが出力されます。

ubuntu@ip-**-**-**-**(ipアドレス):~$

出力後、上記のように出力されれば、接続は完了となります。

■AWS CLI の設定を行う

$ aws configure

完了後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。これで、AWSコマンドラインインターフェイス(AWS CLI)が、AWSとやり取りするために使用する設定を行うことができます。

AWS Access Key ID [None]:

Enterキーを押すと、「AWS Access Key ID」と出力されますので、生成したアクセスキーIDを入力し、Enterキーを押します。

AWS Secret Access Key [None]:

Enterキーを押すと、「AWS Secret Access Key」と出力されますので、生成したシークレットアクセスキーを入力し、Enterキーを押します。

Default region name [None]:

Enterキーを押すと、「Default region name」と出力されますので、リクエストを送信するサーバーのAWSリージョンを入力し、Enterキーを押します。推奨されているのは、最も近い地域ですが、どの地域でもかまいません。今回は「us-west-2」と入力します。

入力すると「Default output format」と出力されますので、出力フォーマットの指定を行い、Enterキーを押します。出力形式を指定しない場合は、json形式がデフォルトとなります。今回は出力フォーマットの入力はせずに、Enterキーを押します。これで設定が「デフォルト(json形式)」になります。

Enterキーを押すと、何も出力されませんが、これで設定は完了です。

■AWS CLI の設定を確認する

$ aws iam get-user

完了後、AWS CLI の設定を確認してみます。確認するために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。このコマンドを用いて構成されたユーザー情報を取得し出力させます。設定が行われていれば、ユーザー情報が出力されます。

{
    "User": {
        "UserId": "*********",
        "Arn": "arn:aws:iam::******:root",
        "CreateDate": "2022-03-31T23:20:37+00:00",
        "PasswordLastUsed": "2022-07-11T03:23:47+00:00"
    }
}

Enterキーを押すと、ユーザー情報が出力されましたので、AWS CLI の設定が適切に行われ完了していることを確認できました。

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