Pythonで辞書をHTMLに変換しHTML コードを出力させる

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Pythonで辞書をHTMLに変換しHTML コードを出力させてみます。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.10.9」を使用しています。(Windows11)(pythonランチャーでの確認)

■辞書をHTMLに変換しHTML コードを出力させる

では、早速辞書をHTMLに変換しHTML コードを出力させるスクリプトを書いていきます。

■コード

    1. def dict_to_html_manual(data_dict):
    2.     html = “<ul>”
    3.     for key, value in data_dict.items():
    4.         html += f”<li><strong>{key}:</strong> {value}</li>”
    5.     html += “</ul>”
    6.     return html
    7. book_data = {
    8.     “タイトル”: “君の贈るテストの歌”,
    9.     “著者”: “テスト太郎”,
    10.     “出版年”: 1979
    11. }
    12. html_output = dict_to_html_manual(book_data)
    13. print(html_output)

まずはdict_to_html_manual 関数の定義します。この関数は、辞書(data_dict)を受け取り、その内容をHTMLのリスト形式で整形して返す役割を持ちます。

次にHTML 文字列の初期化を行います。HTMLのリストを表す <ul> タグを開始し、この文字列を html 変数に格納します。

確認後、辞書の要素を処理します。data_dict の各要素をループで処理します。key には辞書のキー(例: “タイトル”)が、value には対応する値(例: “君の贈るテストの歌”)が入ります。

処理では、HTML 文字列に要素を追加します。現在のキーと値を使用して、HTMLリストアイテムを作成し、html 文字列に追加します。<li> タグはリストアイテムを表し、<strong>タグは太字のテキストを表します。ここで、f-string を使用して変数を埋め込んでいます。そしてHTML 文字列の終了。全ての辞書要素が処理された後、HTMLリストを閉じる </ul> タグを html 文字列に追加します。追加後、HTML 文字列の返却。html 文字列を関数の出力として返します。

次に処理対象となる日本語の書籍情報を示すbook_dataという辞書を定義します。最後にdict_to_html_manual関数を book_dataを引数,パラメータとして呼び出し、その結果を定義したhtml_output変数に格納します。最後に、整形されたHTMLリストをprint関数で出力します。

■実行・検証

このスクリプトを「d_html.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、book_dataの日本語の情報を使ってHTML リストを生成し、出力されることを確認できました。

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