PHPのsettype()関数を使用し変数を特定の型(タイプ)に変換してみます。
settype()関数は、変数を特定の型(タイプ)に変換することができます。
■基本的な構文
settype(variable, type);
variableは、特定の型(タイプ)に変換する変数を指定します。
typeは、変数を変換する型(タイプ)を指定します。
・boolean ・bool ・integer ・int ・float ・double ・string ・array ・object ・null
変換できる型(タイプ)は上記のいずれかになります。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■settype()関数を使用し変数を特定の型(タイプ)に変換
では、PHPのsettype()関数を使用し変数を特定の型(タイプ)に変換するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>settype()関数を使用し変数を特定の型(タイプ)に変換する</title>
</head>
<body>
<?php
$test_1 = "こんにちは";
settype($test_1,"integer");
echo gettype($test_1)."<br>";
$test_2 = 55;
settype($test_2,"string");
echo gettype($test_2)."<br>";
?>
</body>
</html>
変数を特定の型(タイプ)に変換するために、今回はtest_1,test_2という変数をそれぞれ定義します。test_1変数には、文字列(string)を格納し、test_2には整数(integer)を格納します。
格納後、settype()関数を使用します。関数の括弧内には第1の引数,パラメータとして定義した変数を渡します。第2の引数,パラメータは、変換する型(タイプ)を渡します。今回はtest_1変数を整数型(integer)に、test_2変数を文字列型(string)に変換します。
変換後、gettype()関数を使用し、変換されたtest_1変数とtest_2変数の型(タイプ)を確認します。関数を使用することで、型(タイプ)が返されますので、echo文で型(タイプ)を出力します。
■実行
では、このスクリプトを「convert_to_specific_type.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、settype()関数を使用したことで、今回指定した型(タイプ)に変換され、変換された型をgettype()関数を使用し確認。確認された型(タイプ)をecho文で出力させることができました。
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