PythonでYouTubeビデオをダウンロードしてみます。
なお、YouTubeビデオをダウンロードするためには、pafyモジュールが必要です。pafyモジュールはPython2.6以降および3.3以降で動作します。またpafyモジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
さらにyoutube_dlモジュールも必要ですので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.4.0」を使用しています。(Windows10)
■PythonでYouTubeビデオをダウンロードする
では、早速YouTubeビデオをダウンロードするスクリプトを書いていきます
■コード
#!python3.4 import pafy video = pafy.new("https://www.youtube.com/watch?v=bmtDV8XZHqs") #解像度が最も高いストリームを選択 best_video = video.getbest() print(best_video) #解像度が最も高いストリームをダウンロード best_video.download()
リファレンスURL:https://pythonhosted.org/Pafy/
インポートでpafyモジュールを呼び出して、videoという変数を作成し、その中にpafy.new()と記述し、ダウンロードするYouTubeビデオを指定します。今回は、他者の動画をダウンロードすると、著作権などの問題があるので、運営者自らが作成したYoutubeチャンネルの中から、「micro:bit(マイクロビット)本体の初期起動の際の表面」という動画をダウンロードしてみます。
指定後、best_videoという変数を作成しその中に、video.getbest()と記述し、指定した動画の中で解像度が最も高いストリームを選択します。
選択後、download()で、解像度が最も高いストリームをダウンロードします。
■実行
今回書いたスクリプトを「youtube_video_dl.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、解像度が最も高いストリームが出力されます。今回の場合は「normal:mp4@1280×720」。
その後、取得した解像度が最も高いストリームのダウンロードが開始され完了となります。
完了後、カレントディレクトリ(作業ディレクトリ)を確認してみると、mp4形式でYoutube動画がダウンロードされていることが確認できました。
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