Pythonでfor文のループ処理内のfor文のループ処理(ネストされたループ)を行ってみます。
■Python
今回は、Google Colaboratoryを用います。Google ColaboratoryのPythonのバージョンは、記事作成時点では「3.7.13」となっています。
■for文のループ処理内のfor文のループ処理
では、早速for文のループ処理内のfor文のループ処理を行ってみます。
■コード
x = [1,2,3] y = [7,8,9] for i in x: for n in y: print(i,n)
まずはxという変数を定義します。その中で角括弧”[ ]”を用い、含める要素をカンマ”,”で区切ります。これでxというリストが定義されます。なお、今回角括弧内に含めている要素は数値です。
その後、yという変数を定義します。その中で先程と同じように角括弧”[ ]”を用い、含める要素をカンマ”,”で区切ります。これでyというリストが定義されます。
定義後、for文を用いてxというリスト内の数値を、1つ1つループ変数であるiに代入されるようにします。その後、実行する処理をfor文内に記述します。今回はfor文のループ処理内のfor文のループ処理を行いますので、さらにfor文を用いてyというリスト内の数値を、1つ1つループ変数であるnに代入されるようにします。そして、実行する処理をfor文内に記述します。この時にprint()を用いて、ループ変数であるiとnの情報を出力します。これで、xとyというリスト内に格納した値(要素)が尽きるまで繰り返し出力されます。
■実行・検証
コードを記述後、保存しセルを実行・検証のために実行してみます。
実行してみると、for文のループ処理内のfor文のループ処理が行われ、今回定義したxとy内の値(要素)を繰り返し(ループ)で出力させることができました。
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