Pythonでmtgsdkを用いて「神河:輝ける世界」の特定カードを出力してみます。
今回は、mtgsdkを用います。mtgsdkはPythonの標準ライブラリ・モジュールではないので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■mtgsdkを用いて「神河:輝ける世界」の特定カードを出力する
では、早速mtgsdkを用いて「神河:輝ける世界」の特定カードを出力するスクリプトを書いていきます。
■コード
from mtgsdk import Card cards = Card.where(language="Japanese").where(set='neo').all() print(cards[0].name)
「from import」でmtgsdkのCardを呼び出します。その後、cardsという変数を定義し、その中で、Cardに対してwhere()を用います。括弧内には「language=”Japanese”」と記述し、今回は日本語からカードを入手します。次に「set=’neo’」と記述し、エキスパンション「神河:輝ける世界」の略称である「neo」を設定します。あとは、エキスパンション「神河:輝ける世界」のカードのリストを全て取得するために、all()を用います。これでエキスパンション「神河:輝ける世界」のデータがcards変数に格納されます。
最後に、cards変数に格納された情報(リスト)の番号「0」のカード名(タイトル)をprint()を用いて出力してみます。
■実行・検証
このスクリプトを「mtg_test.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、「Ancestral Katana(祖先の刀)」が出力されることを確認しました。「Ancestral Katana(祖先の刀)」は、エキスパンション「神河:輝ける世界」のリストでは「1」となっているものです。
今回、mtgsdkを用いてみましたが、Python 3.4で開発されていましたが「3.8.5」であっても、一応、動作することがわかりました。
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