Pythonで定義したリストからset()関数を用いて重複を削除する

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Pythonで定義したリストからset()関数を用いて重複を削除してみます。

set()関数はset型オブジェクト(セット)を生成することができますが。set型オブジェクト(セット)を生成する際に、重複が取り除かれます。

■Python

Google Colaboratory(Google Colab),Python3.7.10

■定義したリストからset()関数を用いて重複を削除する

では、早速定義したリストからset()関数を用いて重複を削除してみます。

■コード

name = ['田中','吉田','佐々木','松本','小杉','吉田']

new_list = list(set(name))

print(new_list)

重複を削除してみますので、まずはnameというリストを角括弧”[ ]”を使用し定義します。リスト内には、要素(文字列)を格納します。

格納後、new_listという変数を定義し、その中でset()関数を用います。関数の括弧内には、引数,パラメータとして、nameリストを渡します。これでset型オブジェクト(セット)を生成され、生成時に、重複している要素は取り除かれます。取り除かれた後に、list()関数を用います。これで重複した要素が取り除かれた状態のset型オブジェクト(セット)から新しくリストを作成します。

作成したリストをnew_listに格納します。

最後に、new_list内の情報をprint()関数で出力します。

■実行・検証

スクリプトを作成後、このスクリプトを実行してみます。

実行してみると、今回定義したnameというリスト内で重複した要素(文字列)が、set()関数を用いることで、重複が削除されていることが確認できました。このコードだとコードが短くて済むので、便利です。ただ、set()関数を用いて重複が削除された要素にはインデックスが付いていませんので、要素の順番を操作するといったことができない。

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