レンタルサーバー「ヘテムル」にてPython3.6でCGIを動かしてみます。
■cgi-binディレクトリを作成する。
今回は事前にドメインを取得し、ネームサーバ情報(DNS情報)の設定は行っておきます。
設定後、FTPクライアント(今回はFileZilla(ファイルジラ))で、ヘテムルのサーバーへアクセスします。
アクセスすると、取得したドメインを選択し、右クリックをすると、プルダウンメニューが表示されますので、「ディレクトリの作成」をクリックします。
クリックすると、「ディレクトリの作成」のウインドウが表示されますので、入力フォームで「cgi-bin」と入力しディレクトリを作成します。
■テストでPythonのスクリプト(.py)を作成する
作成後、テストでPythonのスクリプト(.py)を作成します。
■コード
#!/usr/local/bin/python3.6 print('Content-type: text/html; charset=UTF-8\r\n') print('Hello, World!')
今回は、「Hello, World!」と表示させるスクリプトを作成しますので、テキストエディタで上記のようにコードを記述します。「#!/usr/local/bin/python3.6」の部分は、ヘテムルのマニュアル「CGI・SSI・PHP・sendmail」を参考してます。今回はpython3.6 を使用します。
テキストエディタでコードを記述後、「test-python.py」という名前でファイルを保存します。
■スクリプトをcgi-binディレクトリにアップロード
保存後、FTPクライアント(FileZilla(ファイルジラ))を使い、スクリプトをcgi-binディレクトリにアップロードします。
■スクリプトのパーミッションを変更する
スクリプトをcgi-binディレクトリにアップロードした後は、スクリプトのパーミッションを変更します。設定するパーミッションの値は、ヘテムルのマニュアル「CGI・SSI・PHP・sendmail」を参考してます。
FileZilla(ファイルジラ)でパーミッションを変更する場合は、スクリプトを選択した状態で右クリックをすると、プルダウンメニューが表示されますので、「パーミッションの変更」をクリックします。
クリックすると、「パーミッションの変更」のウインドウが表示されますので、「属性値」を「700」に変更し、「OK」ボタンをクリックします。クリックすると、パーミッションの変更は完了となります。
■Webブラウザでアクセスする
パーミッションの変更は完了後は、Webブラウザで「test-python.py」のスクリプトにアクセスします。
参考URL:http://localhost:8000/cgi-bin/test-python.py
アクセスすると、
「Hello, World!」と表示させることに成功しました。
なお、パーミッションを変更しないと、「500 Error Internal Server Error CGIもしくはSSIが正しく動作していません。」と表示されてしまいます。
コメント