PHPのdate_format()関数を使用し指定された形式に従ってフォーマットされた日付を返してみます。
date_format()関数は、指定された形式に従ってフォーマットされた日付を返すことができます。
なお、この関数は、国・地域の設定を行いません。全ての出力は英語となります。
■基本的な構文
date_format(object, format)
objectは、date_create()関数を使用し、返されたDateTimeオブジェクトを指定します。
formatは、日付のフォーマットを指定します。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■date_format()関数を使用し指定された形式に従ってフォーマットされた日付を返す
では、PHPのdate_format()関数を使用し指定された形式に従ってフォーマットされた日付を返すスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>date_format()関数を使用し指定された形式に従ってフォーマットされた日付を返す</title>
</head>
<body>
<?php
$timedate = date_create("2021-09-01");
echo date_format($timedate,"Y/m/d H:i:s");
?>
</body>
</html>指定された形式に従ってフォーマットされた日付に変更する場合は、今回はtimedateという変数を定義し、その中でdate_create()関数を使用します。関数の括弧内には、引数,パラメータとして、日付の文字列を渡します。仮で「2020-09-01」としています。これで新しいDateTimeオブジェクトが作られました。作られたDateTimeオブジェクトはtimedate変数に格納。
その後、date_format()関数を使用し、括弧内には第1の引数,パラメータとして、timedate変数を渡します。第2の引数,パラメータとして、フォーマットする形式を指定したもの「Y/m/d H:i:s」を渡します。これでフォーマットされた日付が返されます。
返された日付をecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「format_date.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、date_create()関数を使用し、引数,パラメータとして渡した日付を元にDateTimeオブジェクトが作られ、そのDateTimeオブジェクト内の日付を、date_format()関数を使用し、指定した形式でフォーマット。フォーマットした日付をecho文で出力させることができました。
今回は「Y/m/d H:i:s」という形式でフォーマットしていますが、DateTimeオブジェクト内は日付のみとなっておりますので、「H:i:s」の部分は時間で、今回時間は指定していないため、「00:00:00」となっています。
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