PandasにおけるDataFrameに数値「0」の列を追加してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■DataFrameを作成する
DataFrameに数値「0」の列を追加する前に、DataFrameを作成します。
■コード
import pandas as pd data = { '名前':["岡本","田辺","村江","森川","田中"], '出身':["静岡","愛知","岐阜","長野","岡山"], '年齢':[20,34,28,24,22] } df = pd.DataFrame(data) print(df)
インポートでPandasモジュールを呼び出します。dataという変数を作成し、その中に「名前」、「出身」、「年齢」の3つの列を格納します。
格納後、dfという変数を作成し、pd.DataFrame()と記述し、DataFrameを作成。作成後、dfという変数に格納します。
■実行
このスクリプトを実行すると、作成したDataFrameが出力されます。
■DataFrameに数値「0」の列を追加する
DataFrameの用意ができましたので、既存のDataFrameに数値「0」の列を追加するスクリプトを書いていきます。
■コード
import pandas as pd data = { '名前':["岡本","田辺","村江","森川","田中"], '出身':["静岡","愛知","岐阜","長野","岡山"], '年齢':[20,34,28,24,22] } df = pd.DataFrame(data) print(df) df['ゼロ列'] = 0 print("\n") print(df)
既存のDataFrameに数値「0」の列を追加する場合は、簡単です。先ほど、作成したDataFrameが格納されているdfという変数に対して、ブラケット’[]’を記述し、その中に追加する新しい列の名前を記述します。そして、新しく追加する列の中に追加する要素を「=」の後に記述します。今回は、列の要素が全て数値「0」の列を追加しますので、「0」と記述します。これで、数値「0」の列を追加することができます。
最後に、新しい列が追加されたdfの変数の情報をprint関数で出力してみます。
■実行
このスクリプトを「df_0_add_2.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、既存のDataFrameに数値「0」の列が追加され出力されました。
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