PythonでDeque (両端キュー)を作成し指定された値の出現回数をカウントする

PythonでDeque (両端キュー)を作成し指定された値の出現回数をカウントしてみます。

Deque (両端キュー)を作成する場合は、「PythonでDeque (両端キュー)を作成し作成したDequeを出力する」という記事が参考になります。

なお、Deque (両端キュー)の作成のために、collectionsモジュールを用いますが、これはPythonの標準ライブラリとなっていますので、事前にインストールする必要はありません。

■Python

Google Colaboratory(Google Colab),2022年11月25日現在、Python 3.7.15を使用している。

■Deque (両端キュー)を作成し指定された値の最初の出現を削除する

では、Deque (両端キュー)を作成し指定された値の出現回数をカウントするスクリプトを書いていきます。

■コード

import collections
  
test = collections.deque([1, 5, 5, 2, 5],maxlen=6)

print(test.count(5))

作成する場合は、「import」を用いてcollectionsモジュールで使用できるDequeを呼び出します。呼び出した後に、testという変数を定義し、その中でdeque()を用います。括弧内には第1の引数,パラメータとして、5つの数値が格納されたリスト（イテラブル（Iterable））を渡し、第2の引数,パラメータとして、リストに格納するオブジェクトの最大数を設定するために、括弧内に「maxlen」引数,パラメータを渡します。今回は「6」とします。

その後、test変数に対して、count()を用います。括弧内には、引数,パラメータとして、「5」を渡します。これで、作成したDeque (両端キュー)内で指定された値の出現回数をカウントし、カウントされた回数が返されます。

返された回数をprint()で出力します。

■実行・検証

では、セルを保存し、実行してみます。

実行してみると、count()を用いて作成したDeque (両端キュー)内で指定された値の出現回数をカウントし、出現回数を出力できることを確認できました。