PythonのDictDataBaseを用いてデータベースのファイルを作成する

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PythonのDictDataBaseを用いてデータベースのファイルを作成してみます。

今回はDictDataBaseを用います。このライブラリ・モジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.10.9」を使用しています。(Windows11)(pythonランチャーでの確認)

■DictDataBaseを用いたデータベースのファイルの作成

では、早速DictDataBaseを用いてデータベースのファイルを作成するスクリプトを書いていきます。

■コード

import dictdatabase as DDB

users_dict = {
   "t_1": { "名前" : "田中", "年齢": 30, "仕事": "ソフトウェアエンジニア" },
   "t_2": { "名前" : "佐藤", "年齢": 21, "仕事": "プロダクトマネージャー" },
   "t_3": { "名前" : "吉田", "年齢": 50, "仕事": "大工" },
}
DDB.at("users").create(users_dict)

まずは、dictdatabaseモジュールをDDBという別名でインポートします。その後、users_dictというユーザー情報を格納するための辞書を定義します。この辞書は、各ユーザーはキー(例: “t_1″)に対して名前、年齢、仕事といった属性を持つ辞書として表現します。

その後、DDBモジュール内のat関数を呼び出し、”users”という名前のデータベースに対してcreate操作を行います。create操作は、指定されたデータをデータベースに追加する処理を実行します。そしてユーザー情報が辞書型データベース内に保存されます。

■実行・検証

このスクリプトを「dd_test.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、今回はprint()で処理結果の出力などをスクリプトに書き加えていないので、何も表示されません。

しかし、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)内を確認すると「ddb_storage」というフォルダが作成されていることが確認できました。

このフォルダ内を確認すると、「.ddb」と「users.json」というファイルが生成されていました。

「users.json」というファイルをコードエディタ等で開くと、今回作成したユーザー情報が書き込みされており、データベースのファイルであることが確認できました。

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