Numpyを使用してPythonで0または1の配列を埋めてみます。
配列全体を0または1で埋めたい場合は、Numpyモジュールの組み込み関数を使うことで可能となります。
■環境
GoogleColaboratory
■一次元配列を作成する
Numpyを使用して0または1で埋められた一次元配列を作成してみます。
■コード
import numpy as np array1 = np.zeros(4) print(array1)
Numpyモジュールを呼び出して、array1という変数を作成します。変数の中には、zeros()関数で0を要素とする配列を生成します。括弧内には、「4」と記述します。このようにすることで、4つの0で埋められた一次元配列を作成することができます。
■実行
実行してみると、4つの0で埋められた一次元配列が出力されることが確認できました。
■1で埋められた一次元配列を作成する場合
では、次に1で埋められた一次元配列を作成する場合について解説します。
■コード
import numpy as np array2 = np.ones(4) print(array2)
コード自体は、0で埋められた一次元配列を作成する場合とさほど変わりません。変数を作成し、その中に、ones()関数で1を要素とする配列を収納します。
print関数で変数に収納されたものを出力します。
■実行
実行してみると、4つの1で埋められた一次元配列が出力されることが確認できました。
■二次元配列を作成する
では、次に0で埋められた二次元配列を作成してみます。
■コード
import numpy as np array1 = np.zeros((3,4)) print(array1)
0で埋められた二次元配列を作成する場合は、変数を作成します。その中にzeros()関数で0を要素とする配列を作成しますが、括弧内で第1の引数は行数を指定し、第2の引数は列数を指定します。なお、括弧は二重括弧で記述します。
これで、0で埋められた二次元配列を作成することができます。
■実行
実行してみると、0で埋められた二次元配列が出力されることが確認できました。
■1で埋められた二次元配列を作成する場合
次に1で埋められた二次元配列を作成してみます。
■コード
import numpy as np array2 = np.ones((3,4)) print(array2)
コード自体は、0で埋められた二次元配列を作成した場合とさほど変わりません。変数の中にあるzeros()関数を、ones()関数にして二重括弧にするだけです。
■実行
実行してみると、1で埋められた二次元配列が出力されることが確認できました。
■三次元配列を作成する
次に、0または1で埋められた三次元配列を作成してみます。
■コード
import numpy as np array1 = np.zeros((3,5,6)) print(array1)
0で埋められた三次元配列を作成する場合は、変数を作成します。その中にzeros()関数で0を要素とする配列を作成しますが、括弧内で第1の引数は配列の数を指定し、第2の引数は行数を指定します。第3の引数は、列数を指定します。なお、括弧は二次元配列を作成する時と同じで、二重括弧で記述します。
これで、0で埋められた三次元配列を作成することができます。
実行
実行してみると、0で埋められた三次元配列が出力されることが確認できました。
■1で埋められた三次元配列を作成する場合
では、次に1で埋められた三次元配列を作成します。
■コード
import numpy as np array2 = np.ones((3,5,6)) print(array2)
コード自体は、0で埋められた三次元配列を作成した場合とさほど変わりません。変数の中にあるzeros()関数を、ones()関数にして二重括弧にするだけです。
■実行
実行してみると、1で埋められた三次元配列が出力されることを確認できました。
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