Pythonを使用して変数を交換してみます。
変数内の値を、別の変数内に割り当てます。または、その逆も行ってみます。
■Python
Google Colaboratory(Google Colab),Python3.7.10
■変数内の値を、別の変数内に割り当てる
では、まず変数内の値を、別の変数内に割り当ててみます。
■コード
a = 5 b = 10 c = a d = b print(c) print(d)
今回はaという変数を定義し、その中に数値を入れて格納します。格納後、bという変数を定義し、その中に数値を入れて格納します。
格納後、cとdという変数を定義し、それぞれにaとbの変数内の数値を割り当てます。割り当てる際は、「=(イコール)(代入演算子)」を用います。
割り当てた後、cとdという変数内の数値をprint()関数で出力します。
■実行
このスクリプトを実行してみます。
実行してみると、aとbという変数内の数値を、「=(イコール)(代入演算子)」を用い、cとdという変数内に割り当てることができ、print()関数で出力することができました。
■変数の値を相互に交換する
出力後、2つの変数の値を相互に交換してみます。
■コード
a = 5 b = 10 c = a a = b b = c print(a) print(b)
先ほどの同じようにaという変数を定義し、その中に数値を入れて格納します。格納後、bという変数を定義し、その中に数値を入れて格納します。
格納後、cという変数を定義し、それぞれにaの変数内の数値を割り当てます。割り当てる際は、「=(イコール)(代入演算子)」を用います。
次にaという変数内に、bという変数内の数値を相互に交換します。そして、bという変数内に、cという変数の数値を相互に交換します。これで、aとbという変数内の数値は交換したことで入れ替わります。
交換後、aとbという変数内の数値をprint()関数で出力します。
■実行
このスクリプトを実行してみます。
実行してみると、aとbという変数内の数値が、「=(イコール)(代入演算子)」を用い、相互に交換されたことで、aとbという変数内の数値が入れ替わっていることが確認できました。
■2つの変数の値を短いコードで相互に交換する
確認後、2つの変数の値を短いコードで相互に交換することもできますので、やってみます。
■コード
a = 5 b = 10 a, b = b, a print(a) print(b)
先ほどの同じようにaという変数を定義し、その中に数値を入れて格納します。格納後、bという変数を定義し、その中に数値を入れて格納します。
格納後、aとbという変数を「カンマ (,)」を用いて記述し、その後に「=(イコール)(代入演算子)」を用います。そして、今度はaとbという変数を逆にし、「カンマ (,)」を用いて記述します。これで、aとbという変数内の数値を、bとaという変数にそれぞれ相互に交換されます。
交換後、aとbという変数内の数値をprint()関数で出力します。
■実行
このスクリプトを実行してみます。
実行してみると、aとbという変数内の数値が、bとaという変数にそれぞれ相互に交換され、交換後の変数をprint()関数で出力させることができました。
なお、今回は変数に数値を格納しましたが、数値だけでなく、この方法を利用し、リスト、辞書、セット、タプルを交換することも可能です。
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