Platformを使用しPythonでハードウェアとシステムの情報を取得してみます。
Platformモジュールは、Pythonの標準ライブラリですので、事前にインストールする必要はありません。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■Platformを使用しハードウェアとシステムの情報を取得する
では、早速Platformを使用しハードウェアとシステムの情報を取得するスクリプトを書いていきます。
■コード
import platform info = {} platfrom_details = platform.platform() info["プラットフォームの詳細"] = platfrom_details system_name = platform.system() info["システム名"] = system_name processor_name = platform.processor() info["プロセッサー名"] = processor_name architecture_details = platform.architecture() info ["アーキテクチュアの詳細"] = architecture_details for i, j in info.items(): print(i, " - ", j)
インポートで、Platformモジュールを呼び出して、infoという変数を作成し、その中に空の{}(辞書)を格納します。
格納後、platfrom_detailsという変数を作成し、platform.platform()でプラットフォームを識別する文字列を格納します。
格納後、空の{}(辞書)に、「プラットフォームの詳細」でplatfrom_details変数を格納します。
格納後、system_nameという変数を作成し、platform.system()でシステム/ OS名を格納します。
格納後、空の{}(辞書)に、「システム名」でsystem_name変数を格納します。
格納後、processor_nameという変数を作成し、platform.processor()でプロセッサ名を格納します。
格納後、空の{}(辞書)に、「プロセッサー名」でprocessor_name変数を格納します。
格納後、architecture_detailsという変数を作成し、platform.processor()で実行可能ファイルの各種アーキテクチャ情報を調べて格納します。
格納後、空の{}(辞書)に、「アーキテクチュアの詳細」でarchitecture_details変数を格納します。
格納後、for文によるループ処理(繰り返し処理)で「{}(辞書)」に格納したアイテムを「info.items()」をprint関数で出力します。
■実行
今回のスクリプトを「get_hardware_systeminformation.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、ハードウェアとシステムの情報が出力されることが確認できました。
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