ADBクライアントの純粋なPython実装ライブラリ「ppadb」のインストールについて解説しています。以前は、パッケージ名が「adb」でしたが「ppadb」に変更されています。なお、ADB(Android Debug Bridge)は、デバイスとの通信を可能にする汎用コマンドライン ツールです。
「pure-python-adb(https://github.com/Swind/pure-python-adb)」は、このライブラリを使用し、adb サーバー (デバイス/エミュレーター上の adb デーモン(バックグラウンドプロセスとして実行されるコンピュータープログラム)ではありません) と通信することができます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.6.8」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■pure-python-adbをインストールする
pure-python-adbをインストールを行いますが、今回はpipを経由してインストールを行うので、まずWindowsのコマンドプロンプトを起動します。
pip install pure-python-adb
起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
なお、今回は、pythonランチャーを使用しており、Python Version 3.6.8にインストールを行うために、バージョンの切り替えを行います。
py -3.6 -m pip install pure-python-adb
切り替えるために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Defaulting to user installation because normal site-packages is not writeable Collecting pure-python-adb Using cached pure_python_adb-0.3.0.dev0-py3-none-any.whl Installing collected packages: pure-python-adb Successfully installed pure-python-adb-0.3.0.dev0
Enterキーを押すと、インストールが開始され、「Successfully installed」と表示されます。これが表示されれば、pure-python-adbが正常にインストールされたことになります。
なお、今回はpure-python-adbのバージョン0.3.0.dev0をインストールしました。
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