PythonでOrderedSetを用いてインスタンスを作成し要素を追加する

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PythonでOrderedSetを用いてインスタンスを作成し要素を追加してみます。

今回はOrderedSetを用います。このライブラリ・モジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.10.9」を使用しています。(Windows11)(pythonランチャーでの確認)

■OrderedSetを用いてインスタンスを作成し要素を追加する

では、早速OrderedSetを用いてインスタンスを作成し要素を追加するスクリプトを書いていきます。

■コード

from ordered_set import OrderedSet

# OrderedSetのインスタンスを作成
ordered_set = OrderedSet()

# 要素を追加
ordered_set.add(10)
ordered_set.add(20)
ordered_set.add(30)
ordered_set.add(10)  # 既に存在する要素を追加しても無視されます

# 要素を表示
print("OrderedSetの要素:", ordered_set)

まず、ordered_setモジュールからOrderedSetクラスをインポートしています。OrderedSetは、順序を保持するためのセット(集合)です。次に、OrderedSet()というコンストラクタを呼び出して、ordered_setという名前のOrderedSetのインスタンスを作成しています。

作成後、add()メソッドを使用してordered_setに要素を追加しています。順序通りに要素が保持されます。add()メソッドは、新しい要素を追加しますが、既に存在する要素を追加しようとした場合は無視されます。

最後にprint()関数を使用して、ordered_setの中身を表示します。ここで、OrderedSetは要素の順序を保持するため、追加した順序通りに表示されます。

■実行・検証

このスクリプトを「o_main.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、OrderedSetを使って要素を追加し、その順序を保持して表示させることができました。

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