プログラミング初心者がWindows10にSQLiteを使ってみます。
Windows10にSQLiteのインストールをしてみるという記事を公開しましたが、今回はSQLiteを実際に使ってみます。
参考URL:http://iatlex.com/linux/first_sqlite
■データベースの作成をする
Windows10にインストールしたSQLitesのフォルダ(sqlite-tools-win32-x86-3310100など)内にあるqlite3.exeというexeファイルをダブルクリックで起動させます。
起動後、
.open [ファイル名]
上記のコマンドを入力します。今回はテストでデータベースの作成してみますので、
.open test
上記のコマンドに変更し入力し、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと何も表示されませんが、SQLitesのフォルダ(sqlite-tools-win32-x86-3310100など)がある「C:\Users\user\sqlite-tools-win32-x86-3310100」という場所を確認すると、
「test」というファイルが作成されていることが確認できました。なお、DBファイル拡張子を持つファイルにした場合は、
.open test.db
上記のようにコマンドを入力すれば、DBファイル拡張子を持つファイルが作成できます。
■データベースファイルが作成されたことを確認する
データベースファイルが作成されたことを確認する場合は、インストールしたSQLitesのフォルダ(sqlite-tools-win32-x86-3310100など)内にあるqlite3.exeというexeファイルをダブルクリックで起動します。
.databases
起動後、上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと、「main:」という表示がされるのみで、作成されたかどうかはよくわかりません。わからないので、DBファイル拡張子を持つファイルを作成してみます。
上記のように、
.open test.db
testのDBファイル拡張子を持つファイルを作成し、再度「.databases」を入力し、ENTERキーを押してみます。
main: C:\Users\user\sqlite-tools-win32-x86-3310100\test.db
ENTERキーを押すと、上記の作成されたtest.dbの保存場所が表示されましたので、データベースファイルが作成されたことが確認できました。
■テーブルを作ってみる
「test.db」というデータベースファイルが作成されたことが確認できましたので、テーブルを作ってみます。
作成するテーブルのイメージは上記のようなイメージです。
create table [試運転(テーブルの名前)]([test1],[test2],[test3],[test4]);
テーブルを作る場合は、qlite3.exeというexeファイルを起動し、「test.db」をopenにしている状態のままで、上記のようなコマンドを入力、最後には必ず”;(セミコロン)”を入力していることを確認し、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと、何も表示されません。
■作成したテーブルを確認する
作成したテーブルを確認する場合は、qlite3.exeというexeファイルをダブルクリックで起動。
.table
上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと、作成されたテーブルの名前が表示されます。今回はテーブルの名前を「試運転」しているので、「test.db」というデータベースファイルに「試運転」というテーブルが作成されたことが確認できました。
■作成したテーブルにデータを追加する
「test.db」というデータベースファイルに「試運転」というテーブルが作成されたことが確認できました。次に「試運転」という作成したテーブルにデータを追加してみます。
イメージとしては上記のようなイメージです。
insert into [試運転] values("太郎","次郎","三郎","四郎");
データを追加する場合は、qlite3.exeというexeファイルを起動し、「test.db」をopenにしている状態のままで、上記のようなコマンドを入力し、最後には必ず”;(セミコロン)”を入力していることを確認し、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと、何も表示されません。
■作成したテーブルに追加したデータを確認する
「test.db」というデータベースファイルに「試運転」というテーブルが作成し、データを追加しましたので、追加したデータを確認してみます。
select * from 試運転(テーブルの名前);
データを確認する場合は、qlite3.exeというexeファイルを起動し、「test.db」をopenにしている状態のままで、上記のようなコマンドを入力し、最後には必ず”;(セミコロン)”を入力していることを確認し、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと、追加したデータ(太郎、次郎、三郎、四郎)が表示され、データが追加されたことが確認できました。
■データの値の変更
データ(太郎、次郎、三郎、四郎)が追加されましたので、データの値を変更してみます。
イメージとしては、データの値「四郎」を「五郎」に変更してみます。
update 試運転(テーブル名) set test4(データ名) = "五郎"(変更後の値) where test4(データ名)= "四郎"(変更前の値);
※変更後の値と、変更前の値は、シングルクォーテーション、もしくはダブルクォーテーションをつけておく。
変更する場合は、qlite3.exeというexeファイルを起動し、「test.db」をopenにしている状態のままで、上記のようなコマンドを入力し、最後には必ず”;(セミコロン)”を入力していることを確認、ENTERキーを押します。
ENTERキーを押すと何も表示されません。
.headers on
.mode column
何も表示されませんが、カラム名を表示させ整形して表示するコマンド(参考)と、
select * from 試運転(テーブルの名前);
先程のデータを確認するコマンドと組み合わせて入力し、ENTERキーを押してみます。
ENTERキーを押すと、整形した形でデータが確認でき、「四郎」が「五郎」へと変更されていることが確認できました。
SQLiteの終了
qlite3.exeというexeファイルを起動し、「test.db」をopenにしている状態から、SQLiteの終了する場合は、
.exit
上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押すと、起動していたexeファイルが閉じます。
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