Python初心者が戻り値(return)について理解してみる

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Python初心者が戻り値(return)について理解してみます。

そもそも戻り値(return)とは何なのか。Pythonの中ではこちらで指定した値を渡すと、その値に応じた値を返す「関数」というものが定義できる。

その関数の中で、「戻り値(return)」を使うことができる。戻り値(return)を使うことで、呼び出し元に、関数本体から特定の値を返すことができる。

戻り値(return)のない場合はどうなるのか。

では、戻り値(return)のない場合はどうなるのか、実際にコードを書いてみます。

■コード

def konichiwa():
    print('Hello')

x = konichiwa()

print(x)

konichiwaという関数を呼び出し、関数から戻ってきた値である「Hello」を”x”に代入し出力してみます。またprint関数で、”x”を出力してみます。

■実行

書いたコードを実行してみると、konichiwaという関数を呼び出し、関数から戻ってきた値である「Hello」を”x”に代入した場合は、「Hello」と出力されましたが、はっきりとkonichiwaという関数から戻す値が示されない時は、”x”は「None(無し)」と出力されることがわかりました。

戻り値(return)があるとどうなるのか。

では、次に戻り値(return)がある場合はどうなるのか。実際にコードを書いていきます。

■コード

def konichiwa():
    print('Hello')
    return 'Have a good day'

x = konichiwa()

print(x)

先程のkonichiwaという関数に、戻り値(return)を使い「Have a good day」を記述してみます。

■コード

書いたコードを実行してみると、konichiwaという関数を呼び出し、関数から戻ってきた値である「Hello」を”x”に代入した場合は、先程同じように「Hello」と出力されましたが、戻り値(return)を使ったことで、はっきりとkonichiwaという関数から戻す値が示され、”x”は「Have a good day」と出力されたことが確認できました。

関数の中で複数の引数の値がある場合、戻り値(return)を使うとどうなるか?

関数内で複数の引数の値がある場合、戻り値(return)を使うとどうなるかを、実際にコードを書いて実験してみます。

■コード

def fruit():
    January = 'アケビ'
    February = 'イエローピタヤ'
    March = 'いちご'
    April = '枇杷'
    May = 'パパイヤメロン'
    return (January, February, March, April, May)

x = fruit()
print(x[0])
print(x[4])

fruitという関数の中に、タプル型のオブジェクトを作成し、戻り値(return)に「January, February, March, April, May」とそれぞれ設定しています。それぞれの要素の中には、フルーツの情報が設定されています。

fruitという関数から戻ってきた値を”x”に代入し、”x”の中の特定の要素を出力してみます。

■実行

実行してみると、タプルの中から指定した要素がそれぞれ取り出され、出力されていることが確認できました。これで戻り値(return)として設定したうまく機能してくれました。

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