Pythonでアスタリスク(*)を使用し、文字列をN回出力してみます。
for文によるループ処理(繰り返し処理)を使用せずに、「アスタリスク(*)」を使用し、文字列をN回出力することができます。
なお、「アスタリスク(*)」は、コンピューターのプログラミング言語では、乗算(かけ算)を意味する記号として用いられています。
■Python
Google Colaboratory(Google Colab),Python3.7.10
■アスタリスク(*)を使用し、文字列をN回出力する
では、早速アスタリスク(*)を使用し、文字列をN回出力するスクリプトを書いていきます。
■コード
n = 3 string = "こんにちは" print(string * n)
文字列をN回出力するためには、今回nという変数を定義し、その中に文字列を出力するために、必要に応じた出力回数(数値)を格納します。
格納後、stringという変数を定義し、その中に出力させる文字列を格納します。
最後に、print()関数を使用します。print()関数の括弧内には、文字列を格納したstring変数と、アスタリスク(*)と、出力回数を格納したn変数を渡します。渡された情報を元に、文字列をN回出力します。
■実行
このスクリプトを実行してみます。
実行してみると、アスタリスク(*)を使用したことで、文字列を格納したstring変数が、n変数に格納した出力回数分だけ出力されることが確認できました。
■改行したい場合
■コード
n = 3 string = "こんにちは\n" print(string * n)
文字列をN回出力させる際に、文字列を改行したい場合は、string変数内の文字列の最後に特殊文字(エスケープシーケンス)である「\n」を使用すると、文字列を改行し出力させることができます。
■実行
スクリプトのコードを変更し実行してみると、文字列が改行されて出力されることを確認できました。
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