PythonでLambda関数を使用してみます。
Lambda関数は、1行以下の小さな無名関数です。無名関数とは、名前付けされずに定義された関数のことです。通常の関数と同様に、Lambda関数は1つの式で複数の引数(パラメータ,束縛変数)を取ることが可能です。
なお、Lambda関数にはreturn文はなく、常に式を返します。
■構文
lambda 引数(パラメータ,束縛変数):式
上記がLambda関数の構文ですが、通常の関数のように引数(パラメータ,束縛変数)を括弧で囲んでいないことに気をつけてください。
■Python(環境)
Google Colaboratory(https://colab.research.google.com/?hl=ja)
■Lambda関数を使用する
では、早速さLambda関数を定義し、使用してみます。
■コード
x = lambda a,b : a + b print(x(1,2))
今回はxというLambda関数を定義し、引数(パラメータ,束縛変数)をaとbとします。そして実行される処理(式)は、aとbを四則演算を使用し、加法(足し算)します。
定義した後にprint関数を使用し、xというLambda関数を出力してみます。この時にxという関数の名前の後に括弧”()”を記述し、引数を利用し、値を関数に渡しますので、数値を2つ入力します。
これでLambda関数を使用することができます。
■実行
Google Colaboratory上で、今回のコードを記述し保存、スクリプトを実行してみます。
実行してみると、今回定義したxというLambda関数の式が実行されて、引数を使用し渡された値が加法(足し算)され出力されることを確認できました。
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