NumPyモジュールを使用し行列の乗算(掛け算)を計算してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■NumPyモジュールを使用し行列の乗算(掛け算)を計算する
では、早速NumPyモジュールを使用し行列の乗算(掛け算)を計算するスクリプトを書いていきます。
■コード
import numpy as np a = [[1,2],[2,3]] b = [[4,5],[6,7]] multiplication = np.dot(a,b) print(multiplication)
行列の乗算(掛け算)を計算する場合は、NumPyモジュールを呼び出します。その後にaとbという変数を作成し、その中で行列(配列)を作成し、格納します。今回、行列の要素には数値を入れます。
その後、multiplicationという変数を作成し、その中で、numpy.dot()関数を使用します。この関数は、内積を計算する関数です。括弧内にaとbという変数を指定します。これで、2つの行列を乗算(掛け算)することができます。その後、結果を格納します。
最後に、2つの行列を乗算(掛け算)した結果をprint関数で出力します。
■実行
このスクリプトを「np_multiplication.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、2つの行列間の内積が計算され、出力できることを確認できました。
コメント