タスクスケジューラを使用しPythonスクリプトの自動化(Windows10)

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タスクスケジューラを使用しPythonスクリプトの自動化を行ってみます。

■PC環境

Windows 10 Pro

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.6.8」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)

■Windowsタスクスケジューラの使用を開始する

では、Windowsタスクスケジューラを起動し、タスクを作成します。まずはWindowsタスクスケジューラを起動するために、Windows10のデスクトップ画面上にある「ここに入力して検索」と表示されている検索ボックスで「タスクスケジューラ」と検索します。

検索すると、検索結果が表示され、「タスクスケジューラ」のアプリが表示されますので、こちらをクリックします。

クリックすると、「タスクスケジューラ」のウインドウが表示されます。ウインドウ内に「タスクの作成」という文字がありますので、こちらをクリックします。

クリックすると、「タスクの作成」というウインドウが表示されます。ウインドウ内で、「名前」の入力欄にタスクの名前を入力します。今回は「説明」の入力欄への入力は行いません。

入力後、「セキュリティオプション」の項目で、今回は、表示されたユーザーアカウントで「ユーザーがログオンしているときのみ実行する」に選択します。「最上位の特権で実行する」のチェックボックスにはチェックを入れません。今回の構成は「Windows Vista Windows Server 2008」とします。

構成を確認後、「OK」ボタンをクリックします。クリックしますが、「タスク名と少なくとも1つの操作を入力してください」と表示されますので、「タスクの作成」というウインドウから「操作」を選択します。

選択後、「操作」の設定が表示されますので、「新規」ボタンをクリックします。

クリックすると、「新しい操作」というウインドウが表示されます。ウインドウ内の「プログラム/スクリプト」にPythonのパスを指定します。

Where python

Pythonのパスを見つける場合は、Windows10のコマンドプロンプトを起動し、上記のコマンドを入力します。

入力すると、Pythonのパスが発見され出力されます。今回は、Python 3.6.8を使用するので、「C:\Program Files\Python36\python.exe」となります。このパスをコピーし、「設定」の「プログラム/スクリプト」に貼り付けます。

貼り付けた後に、Pythonスクリプトが配置されているフォルダパスを確認します。

確認後、「設定」の「開始(オプション)」にPythonスクリプトが置かれている場所のパスを指定します。

指定後、今度はPythonスクリプトの名前を「設定」の「引数の追加(オプション)」に指定します。

■コード(hello.py)

while True:

    s_i = input('文字を入力(終了: exit): ')

    if s_i == 'exit':
        break

なお、今回は「hello.py」という上記の「exit」と入力するまで無限ループするスクリプトを作成し、「C:\Users\user_(フォルダパス)」に保存しました。

「引数の追加(オプション)」に、Pythonスクリプトの名前を指定した後は、「OK」ボタンをクリックします。

クリックすると、「引数が[プログラム]ボックスに含まれているように見えます。次のプログラムを実行しますか」と質問される場合がありますが「はい」ボタンをクリックします。

クリックすると、これで新しいタスクに「操作」が追加されました。追加後、「タスクの作成」ウインドウ内の「トリガー」をクリックします。

クリックすると、「トリガー」の設定が表示されますので、「新規」ボタンをクリックします。

クリックすると、「新しいトリガー」のウインドウが表示されます。ウインドウ内で、Pythonスクリプトを毎日、毎週、毎月、または1回だけ実行するように自動化することができます。

■実行(検証)

今回は、Pythonスクリプトの自動化の検証として、「タスクの開始」を「スケジュールに従う」に設定し、「設定」から「1回」を選択し、「開始」でスクリプトを実行する時間を設定。

設定後、「詳細設定」の「遅延時間を指定する(ランダム)」、「繰り返し間隔」「停止するまでの時間」、「有効期限」のチェックボックスには今回チェックは入れません。「有効」のみにチェックが入っていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

クリックすると、「トリガー」に「指定日時」が追加されます。追加後、「OK」ボタンをクリックし、「タスクの作成」ウインドウを閉じます。

閉じた後、指定日時になると、タスクスケジューラが起動し、Pythonスクリプトが自動的に実行されることが確認できました。

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