PythonでWeb3.pyを使用しイーサリアムアカウントの残高を照会する

スポンサーリンク

PythonでWeb3.pyを使用し、イーサリアムアカウントの残高を照会してみます。

今回は、イーサリアムと対話するために「web3.py」をインストールしてすすめます。web3.pyライブラリは、Pythonの標準ライブラリではないので、事前にインストールする必要があります。

また、イーサリアムノードにアクセスするために、リモートイーサリアムノードを無料で提供するサービス「Infura(https://infura.io/)」に登録し、「CREATE NEW PROJECT」で新しいプロジェクトを作成し、「KEYS」を発行しておく必要があります。なお、ノードとは、仮想通貨のネットワークに参加しているコンピューター端末のこと。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)

■Web3.pyを使用し、イーサリアムアカウントの残高を照会する

では、早速、Web3.pyを使用し、イーサリアムアカウントの残高を照会するスクリプトを書いていきます。

■コード

from web3 import Web3

infura_url = 'https://mainnet.infura.io/v3/(APIKEY)'

web3 = Web3(Web3.HTTPProvider(infura_url))

balance = web3.eth.getBalance("アドレス")
print(web3.fromWei(balance, "ether"))

今回は、運営者のイーサリアムアカウントの残高を照会してみます。

■実行・検証

このスクリプトを「test_web.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、運営者のイーサリアムアカウントの残高は「0」のため、「0」と出力されることを確認できました。

イーサリアムに関する情報やトランザクション履歴、ウォレット情報を確認できる「Etherscan(https://etherscan.io/)」でも確認を行いましたが、「0」となっているので、Web3.pyを使用し確認ができました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました