Pythonを使用してコンピュータープログラム(アプリケーション)を起動してみます。
なお、コンピュータープログラム(アプリケーション)を起動する場合は、subprocessモジュールを使います。subprocessモジュールは、Pythonの標準ライブラリとなっていますので、事前にモジュールだけをインストールする必要はありません。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。
■メモ帳を開く
まず、Pythonで、Windows10に標準でインストールされている「メモ帳」を起動させてみます。
■コード
import subprocess subprocess.Popen(r'C:\Windows\notepad.exe')
インポートでsubprocessモジュールを呼び出して、subprocess.Popen()に起動させるコンピュータープログラム(アプリケーション)のファイルを指定します。今回の「メモ帳」のファイルパスは「C:\Windows\notepad.exe」となります。
■実行
今回書いたスクリプトを「subp.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、「メモ帳」の起動を確認することができました。
■LibreOffice(リブレオフィス)を開く
次に、Excelの代わりになる無料の表計算ソフト(オフィスソフト)であるLibreOffice(リブレオフィス)を起動させてみます。
import subprocess subprocess.Popen(r'C:\Program Files\LibreOffice\program\soffice.exe')
先程と同様に、subprocess.Popen()に起動させるLibreOffice(リブレオフィス)のファイルを指定してみます。起動させる「LibreOffice(リブレオフィス)」のファイルパスは「C:\Program Files\LibreOffice\program\soffice.exe」となります。
■実行
書いたスクリプトを「subp.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、「LibreOffice(リブレオフィス)」を起動させることができました。
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