python-boxモジュールを使用しオブジェクト内の属性の有無をチェックする

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python-boxモジュールを使用しオブジェクト内の属性の有無をチェックしてみます。

今回はpython-boxを用います。このライブラリ・モジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows11)

■python-boxモジュールを使用しオブジェクト内の属性の有無をチェックする

では、早速python-boxモジュールを使用しオブジェクト内の属性の有無をチェックするスクリプトを書いていきます。

■コード

from box import Box

# 辞書の作成
data = {
    "name": "田中テスト太郎",
    "age": 25,
    "country": "日本"
}

# Boxオブジェクトの作成
box = Box(data)

# 特定の属性が存在するかどうかのチェック
print("\n'country'属性の存在チェック:", "country" in box)
print("'occupation'属性の存在チェック:", "occupation" in box)

まずはfrom box import Boxで、Boxモジュールをインポートします。Boxモジュールは、辞書データを簡単に操作するための便利な機能を提供しています。

次に辞書の作成を行います。 data変数に、キーと値のペアを持つ辞書データを定義します。今回は、”name”、”age”、”country”の3つのキーとそれぞれの値を持つ辞書が作成されています。

作成後、Boxオブジェクトの作成します。box = Box(data)という行で、Boxクラスのインスタンスを作成します。Boxクラスは、辞書を表現するためのクラスであり、辞書のようにキーと値にアクセスできる便利な機能を提供。

オブジェクトを作成後、特定の属性の存在チェック: print(“\n’country’属性の存在チェック:”, “country” in box)とprint(“‘occupation’属性の存在チェック:”, “occupation” in box)の2つの行を記述し、Boxオブジェクト内で特定の属性(キー)が存在するかどうかをチェックします。Pythonのinキーワードを使用して、属性がBoxオブジェクト内に存在するかどうかを確認します。最初のprint文では、”country”属性の存在をチェックし、2番目のprint文では、”occupation”属性の存在をチェックしています。

■検証・実行

今回書いたスクリプトを「box_test.py」という名前でPythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、Boxオブジェクト内で特定の属性(キー)を指定しましたが、今回は「country」という属性は存在するので、True(真)と表示され、occupationという属性は存在しないので、false(偽)と表示されることを確認できました。

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