Pythonでリストからアイテム(要素)を削除してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■del文(ステートメント)を使用する
では、早速リストからアイテム(要素)を削除してみますが、最初はdel文(ステートメント)を使用し削除してみます。
■コード
list_1 = ['田中','佐々木','大久保','横尾','森下'] print("\n") print("リスト: ", list_1) del list_1[1] print("\n") print("要素が削除されたリスト: ", list_1)
del文(ステートメント)を使用し削除する場合は、今回list_1というリストを作成し、その中に要素(文字列)を入れます。
その後に、del文(ステートメント)を使用し、削除したい要素を指定します。指定する場合は、リストに自動的に割り振られたインデックスを指定しています。今回は「1」とします。これで削除することができます。
最後に要素が削除されたリストをprint関数で出力してみます。
■実行
このスクリプトを「list_item01.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、del文(ステートメント)を使用したことで、指定されたリストのインデックスの要素が削除されていることが確認できました。
■remove()関数を使用する
では、次にremove()関数を使用することでも、削除することができますので、やってみます。
■コード
list_1 = ['田中','佐々木','大久保','横尾','森下'] print("\n") print("リスト: ", list_1) list_1.remove('佐々木') print("\n") print("要素が削除されたリスト: ", list_1)
remove()関数を使用し削除する場合は、先ほど同じlist_1というリストを作成します。
作成した後に、list_1に対してremove()関数を使用します。括弧内には削除したい要素を指定します。今回は「佐々木」という要素を指定しています。これで削除することができます。
その後、要素を削除したリストをprint関数で出力してみます。
■実行
このスクリプトを「list_item02.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、remove()関数を使用したことで、指定した要素が削除され、リストが出力されました。
■pop()関数を使用する
次に、pop()関数を使用することでも、要素が削除できますので、やってみます。
■コード
list_1 = ['田中','佐々木','大久保','横尾','森下'] print("\n") print("リスト: ", list_1) list_element = list_1.pop(1) print("\n") print("削除された要素: ", list_element) print("要素が削除されたリスト: ", list_1)
pop()関数を使用し削除する場合は、今回も先ほど同じようにlist_1というリストを作成します。
作成後、list_elementという変数を作成し、その中で、list_1に対してpop()関数を使用します。括弧内には、リストに自動的に割り振られたインデックスを指定しています。今回は「1」とします。これで、リストの要素を削除でき、要素(文字列)を取得することもできます。取得された要素はlist_elementという変数に格納されます。
格納後、削除された要素と、要素が削除されたリストをprint関数で出力してみます。
■実行
このスクリプトを「list_item03.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、pop()関数を使用したことで、リストの要素が削除されました。また、削除された要素を出力することもできました。
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