PandasにおけるDataFrameでif条件を適用してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■DataFrameを作成する
DataFrameでif条件を適用する前に、DataFrameを作成します。
■コード
import pandas as pd data = { '名前':['田中','吉岡','真鍋','源平','戸田'], '国語の点数':[50,10,60,30,80] } df = pd.DataFrame(data,columns=['名前','国語の点数']) print(df)
インポートでPandasモジュールを呼び出します。dataという変数を作成し、その中に「名前」、「国語の点数」の2つの列を格納します。
格納後、dfという変数を作成し、pd.DataFrame()と記述し、DataFrameを作成。作成後、dfという変数に格納します。
■実行
このスクリプトを実行すると、作成したDataFrameが出力されます。
■DataFrameでif条件を適用する
DataFrameの用意ができましたので、DataFrameでif条件を適用するスクリプトを書いていきます。
■国語の点数が50点以下を出力する
■コード
import pandas as pd data = { '名前':['田中','吉岡','真鍋','源平','戸田'], '国語の点数':[50,10,60,30,80] } df = pd.DataFrame(data,columns=['名前','国語の点数']) print(df) kokugo = df[(df['国語の点数'] <= 50)] print(kokugo)
今回は、DataFrameでif条件を適用し国語の点数が50点以下を出力してみます。出力する場合は、dfという変数を作成し、pd.DataFrame()と記述し、DataFrameを作成。
その後に、kokugoという変数を作成し、DataFrameを格納したdfという変数に対して「国語の点数」を指定。指定し比較演算子(<=,等しいかそれ以下)を使用します。これでif条件を適用することができます。
最後に、kokugoという変数の情報をprint関数で出力してみます。
■実行
このスクリプトを「df_ifcondition_2.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、作成したDataFrame内で国語の点数が50点以下の名前を出力することができました。
コメント