zip()関数を使用しリストからPandasにおけるDataFrameを作成してみます。
zip()関数を使用することで、複数のリストを同時に取得することができます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■リストを用意する
zip()関数を使用しリストからPandasにおけるDataFrameを作成する前に、リストを用意します。
■コード
Name = ['Yellow','Black','Purple','Red','White'] Number = [10,15,20,25,30] print(Name) print(Number)
今回は、「Name」と「Number」という2つのリストを用意しています。2つのリスト内には同じ数の要素を追加しています。
■実行
このスクリプトを実行すると、作成した2つのリストが出力されます。
■zip()関数を使用しリストからPandasにおけるDataFrameを作成する
2つのリストの用意ができましたので、zip()関数を使用しリストからPandasにおけるDataFrameを作成するスクリプトを書いていきます。
■コード
import pandas as pd Name = ['Yellow','Black','Purple','Red','White'] Number = [10,15,20,25,30] df_Create = list(zip(Name, Number)) df = pd.DataFrame(df_Create, columns=['Name','Number']) print(df)
インポートでPandasモジュールを呼び出します。df_Createという変数を作成し、今回は2つのリストを組み合わせたDataFrameを作成するために、list()と記述しリストの作成を行います。作成の際に、今回用意した2つのリストの情報を取得し、df_Create変数に格納します。
格納後、dfという変数を作成し、その中でpd.DataFrame()と記述し、第1の引数に用意した2つのリストを合わせたdf_Create変数を指定します。第2の引数でカラムの設定を行い、格納します。
変数に格納したものをprint関数で出力します。
■実行
このスクリプトを「list_df_2.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回用意した2つのリストが、DataFrameで作成されて出力できることを確認できました。
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