2次元配列(リストのリスト)を使用し、PandasにおけるDataFrameを作成してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■2次元配列(リストのリスト)を作成する
2次元配列(リストのリスト)を使用し、PandasにおけるDataFrameを作成しますので、まずは2次元配列(リストのリスト)を作成します。
■コード
data = [['田中','23'],['鈴木','32'],['大林','29']] print(data)
今回は、dataという2次元配列を作成し、その中に文字列と数値をそれぞれ格納します。
■実行
このスクリプトを実行すると、作成した2次元配列が出力されます。
■2次元配列を使用し、PandasにおけるDataFrameを作成する
2次元配列が用意できましたので、PandasにおけるDataFrameを作成するスクリプトを書いていきます。
■コード
import pandas as pd data = [['田中','23'],['鈴木','32'],['大林','29']] df = pd.DataFrame(data,columns =['名前','年齢']) print(df)
インポートでPandasモジュールを呼び出します。dfという変数を作成し、その中で、pd.DataFrame()を使用し、DataFrameを作成します。括弧内の第1の引数では、今回作成した2次元配列を指定し、「columns =」でDataFrameの列名を指定し、格納します。
格納後、dfという変数の情報をprint関数で出力します。
■実行
このスクリプトを「2-D_array_2.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回用意した2次元配列を使用し、DataFrameが作成され出力できました。
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