VirtualBoxにCentOS7をインストール後、スナップショットを作成して復元してみます。
VirtualBoxのスナップショットを使うことで、スナップショットした時点まで仮想マシンをタイムマシンのように戻す(復元)することができる機能です。
■環境
VirtualBox6.1(Windows10)
■Oracle VM VirtualBox マネージャーを起動。
まず、Windows10のスタートメニューから「Oracle VM VirtualBox」をクリックします。
クリックすると「Oracle VM VirtualBox マネージャー」を起動します。
■メニューから「スナップショット」機能へ
「Oracle VM VirtualBox マネージャー」のウインドウが表示された後は、作成した仮想マシン(今回はCentOS7)の右側に表示されているメニューをクリックします。
クリックすると、メニュー一覧が表示されますので、「スナップショット」をクリックします。
■「スナップショット」を作成する
クリックすると、「スナップショット」機能の画面になりますので、こちらでスナップショットを作成していきます。作成する場合は、上部のメニューから「作成」ボタンをクリックします。
クリックすると、「仮想マシンのスナップショット作成」のウインドウが表示されます。このウインドウ内で「スナップショットの名前」と「スナップショットの説明」を記入します。このままの状態でも問題はありません。変更・記入が完了した後は、「OK」ボタンをクリックします。
クリックすると、今まで「最新の状態」のみだった名前の一覧に「スナップショット1」といった名前が追加されます。これでスナップショットの作成は完了となります。
■作成したスナップショットを復元する
スナップショットの作成は完了しましたので、次に作成したスナップショットを復元してみます。
復元する場合は、作成したスナップショットを選択した状態で「復元」ボタンをクリックします。
クリックすると、「VirtualBox-質問」のウインドウが表示されます。「スナップショット ○○ をリストアしようとしています。現在の仮想マシンの状態から下にチェックを入れたところまでのスナップショットを作成することができます。もしこれをしないと、現在の状態が永久に失われてしまします。続行しますか?」と質問されています。「失われてしまします」と若干日本語がおかしいですが、「復元」ボタンをクリックします。
なお、「現在のマシンの状態のスナップショットを作成」のチェックボックスにチェックが入った状態となります。チェックを外すこともできます。今回はチェックボックスにチェックを入れたまま「復元」ボタンをクリックします。
クリックすると、「現在のマシンの状態のスナップショットを作成」するためのウインドウが表示されますので、名前・説明を変更・記入し、「OK」ボタンをクリックします。
クリックすると「現在のマシンの状態のスナップショット(スナップショット 2)」が作成され、復元された「スナップショット 1」のアイコンに再生マークが表示されます。この状態で「起動」ボタンをクリックします。
クリックすると、仮想マシン(centos7)が起動し、「centos7(スナップショット 1)[実行中] – Oracle VM VirtualBox」と表示されたウインドウが表示されます。これで復元、そして復元からの仮想マシンの起動は完了となります。
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