AWS初心者がAmazonEC2のLinuxインスタンスでElastic IPを使い固定IPを取得してみます。
Elastic IPは、動的なクラウドコンピューティングのために設計された静的IPv4 アドレスを取得できます。
■Elastic IPの利用開始
Elastic IPを利用する場合は、Amazon EC2のコンソール画面の左側メニューから「ネットワーク & セキュリティ」の「Elastic IP」をクリックします。
クリックすると、「Elastic IP アドレス」画面になりますので、こちらで「Elastic IP アドレスの割り当て」ボタンをクリックします。
クリックすると「Elastic IP アドレスの割り当て」画面になります。この画面で「Elastic IP アドレスの設定」から「Amazon の IPv4 アドレスプール」を選択し、「割り当て」ボタンをクリックします。
■Elastic IP アドレスの取得、作成したLinuxインスタンスに関連付ける
クリックすると、「Elastic IP アドレス」画面に戻り、「Elastic IP アドレスが割り当てられました。」と表示されます。Elastic IP アドレスが取得できましたが、まだ作成したLinuxインスタンスを関連付けされていませんので、「このElastic IP アドレスを関連付ける」ボタンをクリックします。
クリックすると、「Elastic IP アドレスの関連付け」画面になりますので、こちらで「リソースタイプ」で「インスタンス」を選択します。次に「インスタンス」の下に表示された虫眼鏡の右側の「インスタンスタイプを選択します」と表示されている文字をクリックします。
クリックするとプルダウンメニューが表示されますので、この中から関連付ける作成したインスタンスを選択します。
選択後、画面下に移動します。移動すると、「プライベート IP アドレス」と表示されていますが、今回はElastic IP アドレスを関連付けるプライベート IP アドレスがありませんので選択はなしです。また「再関連付け」の「Elastic IP アドレスの再関連付けを許可する」もチェックはしませんので、最後に「関連付ける」ボタンをクリックします。
クリックすると、「Elastic IP アドレス」画面に戻り、「関連付けられた Elastic IP アドレスです。」と表示され、下に「Elastic IP アドレス」が表示されました。これでElastic IP アドレスの関連付け、利用が開始されました。
Amazon EC2のコンソール画面から「インスタンス」を確認してみると、作成したLinuxインスタンスの「IPv4 パブリック IP」、「Elastic IP」の項目に、今回Elastic IPの利用を開始して取得したIPアドレスが表示されていることが確認できます。
なお、今回Elastic IPを利用してみましたが、起動しているEC2インスタンスで、1つだけ使用している場合は、Elastic IPの利用料金は無料です。参考:EIPで料金発生するパターンとしないパターン
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