Pythonのtimeモジュールで遅延時間を作成してみる

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Pythonの標準ライブラリであるtimeモジュールのtime.sleep()関数を使い、遅延時間を作成してみます。

timeモジュールは標準ライブラリであるため、事前にインストールする必要はありません。

■Python

Pythonバージョン

今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。(Windows10)

■実際にtimeモジュールを使ったコードを書いてみる

実際どのように、timeモジュールを使い、遅延時間を作成できるのか、コードを書いてやってみます。

■コード

import time

time.sleep(3)

print("こんにちは")

今回は、遅延時間を設定した後に、print関数で「こんにちは」と出力させてみます。timeモジュールを使いますので、importでtimeモジュールを呼び出します。

timeモジュールを呼び出し、遅延時間の設定を行いたいので、time.sleep()関数を記述します。()の中には、遅延する秒数を記述します。今回はテストで3秒間の遅延時間を設けます。

3秒間の遅延時間を設けた後に、print関数で記述し出力させます。

■実行

今回書いたコードを「delay-test.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、3秒間の遅延時間が発生した後に、「こんにちは」と出力されることを確認できました。

3秒ではなく”3分”の場合の設定はどうするか?

■コード

import time

time.sleep(3 * 60)

print("こんにちは")

今回は3秒間の遅延時間を設けましたが、3分間の遅延時間の設定は上記のように記述することができます。sleep関数で、3秒間かける(*)60秒間と記述することで、3分間という時間を設定することができます。

■for文によるループ処理でtime.sleep()関数を使ってみる

今回は応用として、for文によるループ処理でtime.sleep()関数を使ってみます。

■コード

import time

comics = ['第1巻','第2巻','第3巻','第4巻','第5巻']

for i in comics:
    time.sleep(3)
    print(i)

「comics」というリストにある項目を3分間の遅延時間を設けて出力させるプログラムです。

■実行

今回書いたコードを「delay-test2.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、「comics」というリストにある項目が3秒ごとに出力されることを確認できました。

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