PythonでPySimpleGUIを用いてウィンドウを作成し表示させてみます。
今回はPySimpleGUIを用います。このライブラリ・モジュールは、Pythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■PySimpleGUIを用いてウィンドウを作成する
では、早速PySimpleGUIを用いてウィンドウを作成し表示させるスクリプトを書いていきます。
■コード
import PySimpleGUI as sg sg.Window(title="こんにちは、世界",layout=[[]],margins=(300,50)).read()
importでPySimpleGUIモジュールを呼び出します。モジュールをsgとします。
その後、sg.Window()を用います。括弧内には第1の引数,パラメータ(title=)として、ウインドウに表示させるタイトルを渡します。今回は日本語の文字列(タイトル)とします。次に第2の引数,パラメータ(layout=)としてウインドウのレイアウトを渡します。今回はウインドウ内は何も表示させないので、空の状態を渡します。さらに、第3の引数,パラメータ(margins=)としてウインドウのサイズをピクセル単位で渡します。
最後にread()を用いてイベントループを使い、ウインドウ(アプリケーション)を実行します。
■実行・検証
このスクリプトを「p_simple_hello.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、PySimpleGUIを用いてウィンドウが作成され、表示させることができました。
コメント