Pythonで比較演算子やset()関数を用いた関数を定義し重複の確認する

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Pythonで比較演算子やset()関数を用いた関数を定義し重複の確認を行ってみます。

■Python

Google Colaboratory(Google Colab),Python3.7.10

■比較演算子やset()関数を用いた関数を定義し重複の確認する

では、早速比較演算子やset()関数を用いた関数を定義し重複の確認してみます。

■コード

def check_duplicates(list_1):
  return len(list_1) != len(set(list_1))

check_duplicates([1,2,3,4,5])
check_duplicates([1,2,3,4,5,1,2,3])

今回は、def文を用いてcheck_duplicatesという関数を定義します。関数の括弧内には,引数,パラメータとして、list_1を設定しておきます。check_duplicates()関数を呼び出された時に実行される処理を記述します。実行される処理は、len()関数を用いて、リストのサイズ(要素数や文字数)を取得します。関数の括弧内には、引数,パラメータとしてlist_1を渡します。さらに、set()関数を用いて、set型オブジェクト(セット)を生成します。関数の括弧内には、引数,パラメータとしてlist_1を渡し、list_1からset型オブジェクト(セット)を生成。この時に、重複が取り除かれます。生成後、len()関数を用いて、リストのサイズ(要素数や文字数)を取得。

そして、比較演算子”!=”を用いて、list_1内の情報と、重複が取り除かされた状態のset型オブジェクト(セット)を比較します。比較後、returnで比較結果を返します。

最後に、check_duplicatesという関数を呼び出すために、関数名を記述し、括弧内に引数,パラメータとして、角括弧”[ ]”を使用しリストを定義し渡します。

これで重複の確認ができます。

■実行・検証

スクリプトを作成後、このスクリプトを実行してみます。

実行してみると、まずはcheck_duplicatesという関数に[1,2,3,4,5]というリストを渡してみると、重複が取り除かされた状態のset型オブジェクト(セット)と、[1,2,3,4,5]というリストが異なるかが確認され、「False(偽)」と出力されましたので、重複は確認できませんでした。

一方で、check_duplicatesという関数に[1,2,3,4,5,1,2,3]というリストを渡してみると、重複が取り除かされた状態のset型オブジェクト(セット)と、[1,2,3,4,5,1,2,3]というリストが異なるかが確認され、「True(真)」と出力されましたので、重複が存在することが確認されました。

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