オープンソースの電子回路設計ソフトウェア「KiCad EDA」のダウンロードとインストール(Windows 11)

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オープンソースの電子回路設計ソフトウェア「KiCad EDA」のダウンロードとインストールについて解説しています。

■PC環境

Windows 11 Home

■ダウンロード

まずはKiCad EDAのダウンロードを行いますので、「KiCad EDA – Schematic Capture & PCB Design Software」(https://www.kicad.org/)にアクセスします。

アクセスすると、Webサイトのトップページに「Download」ボタンがありますので、こちらをクリックします。

クリックすると、「Download | KiCad EDA」(https://www.kicad.org/download/)のページに移動します。ページ内に「Windows」のマークが表示されていますので、こちらをクリックします。

クリックすると、「Windows Downloads(https://www.kicad.org/download/windows/)」のページへ移動します。このページ内の、今回は「Stable Release」で「64-bit x64」、「Worldwide」の「OSDN」をクリックします。※今回のPC環境が64ビットとなります。

クリックするとファイルのダウンロードが開始されます。ファイルが1.1GBほどありますので、インターネットの環境等によっては時間が多少かかります。

しばらくするとWebブラウザで指定された保存場所に、今回は「kicad-7.0.6-x86_64.exe」というファイルが保存されました。これでダウンロードは完了となります。

■インストール

ダウンロード後、ファイルをダブルクリックします。ダブルクリックすると「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されますので、「はい」をクリックします。

その後、「KiCad Setup」というウインドウが表示されます。インストールを進めるためにウインドウ内の「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると「Choose Components(コンポーネントの選択)」が表示されます。「Choose which features of KiCad 7.0.6 you want to install.(インストールする KiCad 7.0.6 の機能を選択します。)」と書かれていますので、機能の選択を行います。今回はデフォルト設定のままでインストールを行いますので、機能を確認し「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると「Choose Install Location(インストール場所の選択)」と表示されます。「Choose the folder in which to install KiCad 7.0.6.(KiCad 7.0.6 をインストールするフォルダーを選択します。)」と書かれていますので、インストールするフォルダーを選択しますが、今回はデフォルトである「C:\Program Files KiCad¥7.0」にインストールを行いますので、「Install」ボタンをクリックします。変更したい場合は「Browse…」をクリックして、インストールするフォルダーを選択します。

クリック後、インストールが開始されます。インストール途中で「Microsoft Visual C++ 2015-2022 Redistributable (x64)」のセットアップなどが自動で行われます。

しばらくすると「Completing KiCad 7.0.6 Setup(KiCad 7.0.6のセットアップの完了)」と表示されます。さらに「KiCad 7.0.6 has been installed on your computer.(KiCad 7.0.6がコンピュータにインストールされました。)」と書かれていますので、これでインストールは完了となります。完了後「Finish」ボタンをクリックします。

クリックするとウインドウが閉じます。

■ソフトウェアの起動確認

インストール後、デスクトップ上に「KiCad 7.0」のアイコンが表示されますので、こちらをクリックします。

クリックすると、「KiCadの設定パスを設定します」というウインドウが表示されます。ウインドウ内では「KiCad をどのように設定しますか?」と質問されていますので、今回は「デフォルト設定を使って開始する」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

クリックすると「データ提供のお願い」というウインドウが表示されます。「KiCadはクラッシュや稀なイベントのデータを匿名で開発者に報告し、ユーザーベース全体を通じて重要なバグをより効果的に特定したり、機能改善のための分析の手がかりにします。この活動に参加することを選択した場合、 KiCadはクラッシュやイベントが発生した時に自動的にレポートを送信します。回路図やPCBのようなユーザーが作成したファイルはこの過程で共有されることはありません。」と書かれていますので、今回はデータ提供のため「はい」をクリックします。

クリックすると、KiCadのメインウインドウが表示されました。これで起動の確認は完了となります。

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