Pythonで一時的なランダムパスワードを生成してみます。
ランダムパスワードを生成する際は、randomモジュールを使います。randomモジュールは、Pythonの標準ライブラリとなっていますので、事前にインストールする必要はありません。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。
■randomモジュールを使い、ランダムパスワードを生成するスクリプトを書く
それでは実際にrandomモジュールを使い、ランダムパスワードを生成するスクリプトを書いていきます。
■コード
import random characters = '0123456789abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ!"#$%&\'()*+,-./:;<=>?@[\\]^_`{|}~' #一時的なパスワード temporarypassword = '' #15文字のランダムな文字列を生成します。 for i in range(0, 15): temporarypassword += random.choice(characters) print(temporarypassword)
インポートでrandomモジュールを呼び出して、charactersにパスワードで使用する文字を設定します。大文字のみ、小文字のみの場合は、charactersの中にいれた文字を変更します。
次に、temporarypassword(一時的なパスワード)という変数を作成します。変数は、15文字のランダムな一時パスワードを表すものになります。
その後は、0から14までの15回繰り返し処理があるforループを作成します。したがって、15文字の出力が結果になります。15文字以上、以下のパスワードを生成したい場合は、forループを変更します。
最後にprint関数でtemporarypassword変数を出力します。
■実行
今回書いたスクリプトを「random-password.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、スクリプトを実行するごとに、15文字のランダムパスワードが生成されることを確認できました。
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