ターミナルでリッチテキストと美しいフォーマットを使うことができる「rich」のインストール

ターミナルでリッチテキストと美しいフォーマットを使うことができる「rich」のインストールについて解説しています。

「rich（https://github.com/Textualize/rich）」は、リッチなテキストや美しい書式設定をターミナル上で使うことができるPythonライブラリです。

■Python
■richをインストールする

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。（Windows10）（pythonランチャーでの確認）

■richをインストールする

richをインストールを行いますが、今回はpipを経由してインストールを行うので、まずWindowsのコマンドプロンプトを起動します。

pip install rich

起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

なお、今回は、pythonランチャーを使用しており、Python Version 3.8.5にインストールを行うために、バージョンの切り替えを行います。

py -3.8 -m pip install rich

切り替えるために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

Defaulting to user installation because normal site-packages is not writeable
Requirement already satisfied: rich in c:\users\user_\appdata\roaming\python\python38\site-packages (12.4.1)
Requirement already satisfied: commonmark<0.10.0,>=0.9.0 in c:\users\user_\appdata\roaming\python\python38\site-packages (from rich) (0.9.1)
Requirement already satisfied: pygments<3.0.0,>=2.6.0 in c:\users\user_\appdata\roaming\python\python38\site-packages (from rich) (2.12.0)
Requirement already satisfied: typing-extensions<5.0,>=4.0.0 in c:\users\user_\appdata\roaming\python\python38\site-packages (from rich) (4.0.0)

Enterキーを押すと、インストールが開始され、上記のように「Successfully installed」と表示されます。これが表示されれば、richが正常にインストールされたことになります。今回は「Requirement already satisfied（要求事項をすでに満たしている）」と出力されましたので、既にインストールは完了していることになります。

なお、今回はrichのバージョン12.4.1をインストールしました。