2次元の表形式のデータ構造（data frames）を操作できる「datatable」のインストール

2次元の表形式のデータ構造（data frames）を操作できる「datatable」のインストールについて解説しています。

「datatable（https://github.com/h2oai/datatable）」は、2次元の表形式のデータ構造を操作でき、特に速度とビッグデータのサポートに重点を置いているPythonパッケージである。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。（Windows10）（pythonランチャーでの確認）

■datatableをインストールする

datatableをインストールを行いますが、今回はpipを経由してインストールを行うので、まずWindowsのコマンドプロンプトを起動します。

pip install datatable

起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

なお、今回は、pythonランチャーを使用しており、Python Version 3.8.5にインストールを行うために、バージョンの切り替えを行います。

py -3.8 -m pip install datatable

切り替えるために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

Defaulting to user installation because normal site-packages is not writeable
Collecting datatable
Downloading datatable-1.0.0-cp38-cp38-win_amd64.whl (4.0 MB)
---------------------------------------- 4.0/4.0 MB 2.7 MB/s eta 0:00:00
Installing collected packages: datatable
Successfully installed datatable-1.0.0

Enterキーを押すと、インストールが開始され、上記のように「Successfully installed」と表示されます。これが表示されれば、datatableが正常にインストールされたことになります。

なお、今回はdatatableのバージョン1.0.0をインストールしました。