Pythonでpython-rapidjsonとUUIDを用いてUUIDとJSONデータの相互変換

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Pythonでpython-rapidjsonとUUIDを用いてUUIDとJSONデータの相互変換を行ってみます。

今回はuuidとpython-rapidjsonを用います。このuuidモジュールはPythonの標準ライブラリですので、事前にインストールする必要はありません。ただし、python-rapidjsonは、Pythonの標準ライブラリではありませんので事前にインストールする必要があります。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows11)

■python-rapidjsonとUUIDを用いてUUIDとJSONデータの相互変換

では、早速python-rapidjsonとUUIDを用いてUUIDとJSONデータの相互変換を行うスクリプトを書いていきます。

■コード

import uuid
import rapidjson

# UUIDの生成
my_uuid = uuid.uuid4()
print("生成されたUUID:", my_uuid)

# UUIDをJSON形式に変換
json_data = rapidjson.dumps(str(my_uuid))
print("UUIDをJSON形式に変換:", json_data)

# JSONデータをUUID形式に変換
uuid_data = rapidjson.loads(json_data)
print("JSONデータをUUID形式に変換:", uuid_data)

# UUIDの比較
print("UUIDの比較:", str(my_uuid) == uuid_data)

まずはimport uuidとimport rapidjsonを使用し、uuidモジュールとrapidjsonモジュールをインポートします。これにより、UUIDを生成するための関数やJSON形式への変換・逆変換を行う関数が利用できるようになります。

次にmy_uuidという変数を定義し、その中でuuid.uuid4()関数を使用して新しいUUIDを生成します。uuid.uuid4()はバージョン4のランダムなUUIDを生成する関数です。生成されたUUIDはmy_uuid変数に代入されます。代入後、print()関数を使用し生成されたUUIDを表示します。

その後、json_dataという変数を定義します。定義後、その中でrapidjson.dumps()関数を使用し、str()を用いて文字列としてmy_uuid変数内の情報を取得し、JSON形式に変換します。rapidjson.dumps()は、PythonオブジェクトをJSON文字列に変換する関数です。変換されたJSONデータはjson_data変数に代入されます。代入後、print()関数を使用し、JSON形式に変換されたUUIDを表示します。

次にuuid_dataという変数を定義します。 定義後、その中でrapidjson.loads()関数を使用してJSONデータをPythonオブジェクトに変換します。rapidjson.loads()は、JSON文字列をPythonオブジェクトに変換する関数です。変換されたUUIDデータはuuid_data変数に代入されます。代入後、print()を使用し、JSONデータをUUID形式に変換した結果を表示します。

表示後、print()と比較演算子”==(ダブルプラス)”を使用し、生成したUUIDとJSONデータを文字列として比較します。UUIDを文字列として比較するために、str()関数を使用しています。比較結果はTrueまたはFalseとして表示されます。

■検証・実行

今回書いたスクリプトを「u_json.py」という名前でPythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、モジュールを使用しUUIDをJSON形式に変換。そして、JSONデータをUUID形式に戻し、生成したUUIDと元のUUIDを比較し、比較結果等を表示させることができました。

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