Pythonでjson2objを使用しJSONファイル内をデータを置き換え、上書きしてみます。
今回用いるjson2objライブラリは、Pythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。（Windows10）（pythonランチャーでの確認）
■json2objを使用しJSONファイル内をデータを置き換え、上書き
では、早速、json2objを使用しJSONファイル内をデータを置き換え、上書きするスクリプトを書いていきます。
■コード
from json2obj import JSONObjectMapper
json_test = JSONObjectMapper("""{"name": "tanaka","age": 35}""")
json_test.name = {}
json_test.name.first_name = "kojirou"
json_test.name.last_name = "tanaka"
print(json_test)「from import 」でjson2objモジュールのJSONObjectMapperを呼び出します。
呼び出した後に、json_testという変数を定義し、その中にJSONObjectMapper()を用います。括弧内には、引数,パラメータとして、JSON形式でデータを渡します。
その後、JSONファイル内のmemberに参照するために、ドット演算子（メンバーアクセス演算子）”.”を用います。今回はJSON内の「name」キーの値を置き換えしてみます。置き換えを行いますので代入演算子”＝（イコール）”を用いて、新しいデータと置き換えを行うので、波括弧”{}”を用いて、まずを値を入れるものを作ります。
作成後、ドット演算子（メンバーアクセス演算子）”.”を用い、「name」キー内にさらにキーを指定、作成します。今回はfirst_nameとlast_nameとなります。作成後、代入演算子”＝（イコール）”を用いて、値を格納します。
これで、JSONファイル内をデータを置き換え、上書きすることができます。
最後に、json_test変数内の中身をprint()関数で出力します。
■実行・検証
このスクリプトを「json_test2.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ（カレントディレクトリ）に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回の指定したJSON形式のデータが、memberを照会できるオブジェクトに変換。変換後memberを照会し、データを置き換え、上書きすることができました。
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