PHPのmb_str_split()関数を使用し文字列を指定された長さの塊に分割してみます。
mb_str_split()関数は、文字列を指定された長さの塊に分割させることができます。
なお、この関数は、PHP 7.4.0以降のバージョンでのみサポートされています。
■基本的な構文
mb_str_split(string,length,encoding)
stringは、塊として分割する文字列を指定します。
lengthは、文字列が分割される部分文字列の長さを指定します。オプションです。
encodingは、文字のエンコーディングを指定します。オプションです。デフォルトの場合は、値がnullとなります。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■mb_str_split()関数を使用し文字列を指定された長さの塊に分割する
では、PHPのmb_str_split()関数を使用し文字列を指定された長さの塊に分割するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>mb_str_split()関数を使用し文字列を指定された長さの塊に分割する</title>
</head>
<body>
<?php
print_r(mb_str_split("HelloWorld"));
?>
</body>
</html>
文字列を指定された長さの塊に分割するために、mb_str_split()関数を使用します。関数の括弧内には、引数,パラメータとして、分割する文字列を渡します。これで指定された長さの塊に分割され、配列が返されます。
返された配列をprint_r()関数で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「string_chunks.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、mb_str_split()関数を使用したことで、今回引数,パラメータとして渡した文字列が、指定された長さ、今回の場合は長さの指定は行っていませんので1つずつの塊として分割され、配列が返されました。返された配列をprint_r()関数で出力させることができました。
なお、分割に失敗すると、False(偽)が返されます。PHP Version 8.0の場合は、失敗してもFalse(偽)は返されません。
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