PHPのrange()関数を使用し要素の範囲を含む配列を作成してみます。
range()関数は、要素の範囲を含む配列を作成することができ、低い値から高い値までの要素を含む配列を返すことができます。
■基本的な構文
range(low, high, step)
lowは、作成する配列の最小値を指定します。
highは、作成する配列の最大値を指定します。
stepは、範囲内で使用する増分（数量としてふえた分）を指定します。デフォルトでは「1」となります。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■range()関数を使用し要素の範囲を含む配列を作成する
では、PHPのrange()関数を使用し要素の範囲を含む配列を作成するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>range()関数を使用し要素の範囲を含む配列を作成する</title>
</head>
<body>
<?php
$number = range(0,10);
print_r($number);
?>
</body>
</html>
今回はnumberという変数を定義し、その中でrange()関数を使用します。shuffle()関数の括弧内には、第1の引数,パラメーターとして、作成する配列の最小値を渡します。次に第2の引数,パラメーターとして、作成する配列の最大値を渡します。これで渡された情報を元にnumberという変数内に新しい配列が作成されます。
作成後、number変数内の配列をprint_r()関数で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「array_range_ele.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、range()関数を使用し、引数,パラメータとして、今回渡したのが最小値が「0」で、最大値が「10」なので、「0」から「10」まで1ずつ増える配列が作成されました。
作成された配列をprint_r()関数で出力させてみると、インデックスが自動的に割り当てられていることが確認できました。
■あいうえお順の配列を作成させることはできるのか
確認後、実験としてrange()関数を使用し、あいうえお順（ひらがな）の配列を作成することができるかやってみます。
■コード（array_range_ele_2.php）
<html lang="ja">
<head>
<title>range()関数を使用し要素の範囲を含む配列を作成する</title>
</head>
<body>
<?php
$str = range("あ","お");
print_r($str);
?>
</html>■実行
このスクリプトを「array_range_ele_2.php」という名前で保存し、実行させてみると文字化けが発生し、あいうえお順の配列は作成することができませんでした。この結果からrange()関数を使用し、あいうえお順（ひらがな）の配列を作成することはできないということがわかりました。
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