PythonのTkinterを使いツールバーを作ってみるという記事を公開しましたが、今回はステータスバーを作って、前回のコードに追加してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。
■ステータスバーを作ってみる
■コード
from tkinter import * def clickevent(): print('クリックの検証が確認できました') def toolbar_clickevent(): print('ツールバークリックの検証が確認できました') root = Tk() root.title('ステータスバーの検証中') #メインメニュー menu = Menu(root) root.config(menu=menu) subMenu = Menu(menu) menu.add_cascade(label='ファイル', menu=subMenu) subMenu.add_command(label='新しいプロジェクトを作成する', command=clickevent) subMenu.add_command(label='新しいファイルを作成する', command=clickevent) subMenu.add_separator() subMenu.add_command(label='作業(プログラム)を終了する', command=clickevent) editMenu = Menu(menu) menu.add_cascade(label='編集', menu=editMenu) editMenu.add_command(label='もう一度実行する', command=clickevent) #ツールバー toolbar = Frame(root, bg='dim gray') insertButt = Button(toolbar, text='挿入', command=toolbar_clickevent) insertButt.pack(side=LEFT, padx=2, pady=2) printButt =Button(toolbar, text='出力', command=toolbar_clickevent) printButt.pack(side=LEFT, padx=2, pady=2) toolbar.pack(side=TOP, fill=X) #ステータスバー status = Label(root, text='ステータスバーの検証中', bd=1, relief=SUNKEN, anchor=W) status.pack(side=BOTTOM, fill=X) root.mainloop()
ラベルフレームで、テキスト(text)は「ステータスバーの検証中」を表示させ、reliefオプションで形状「SUNKEN(引っ込み)」を指定、ボーダー(bd)は1に設定し、「anchor=w」 で左寄せに設定しています。
さらにpack() メソッドによって、ウィジェットをウインドウに配置します。「side=BOTTOM」で、底に並べて配置するようにしています。さらに、「fill=X」で横幅を最大に広げています。
■実行
今回のコードを、「stab-test.py」というファイル名で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、ウインドウが表示され、ウインドウ下部にステータスバーが追加されていることが確認できました。
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