Pythonを使用してCSVをJSON文字列(ファイル)に変換する

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Pythonを使用してCSVファイルをJSON文字列(ファイル)に変換してみます。

今回、CSVファイルをJSON文字列(ファイル)に変換するために、pandasモジュールをインストールしています。(pandas 1.0.3を使用しています。)

なお、JSONとは、JavaScript Object Notaionの略で、JavaScriptのデータ定義文を元としたデータ定義言語で、データを保存及び転送するための軽量な形式。サーバーからWebページにデータが送信される時に使われたりする。

■Python

Pythonバージョン

今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。(Windows10)

■テストでCSVファイルを用意する

CSVファイルをJSON文字列(ファイル)に変換していきたいと思いますので、テスト用のCSVファイルを用意します。

今回用意したCSVファイルは「test01.csv」で中身は上記のようになっています。

ファイルの保存先は「C:\Users\user\test(フォルダパス)」となっています。

■pandasモジュールを使って、JSON文字列(ファイル)に変換する

CSVファイルの用意ができましたので、pandasモジュールを使って、JSON文字列(ファイル)に変換するためのスクリプトを書いていきます。

■コード

import pandas as pd

df = pd.read_csv(r"C:\Users\user\test\test01.csv")
df.to_json(r"C:\Users\user\test\test01.json")

インポートでpandasモジュールを呼び出して、read_csv()で今回テスト用に用意したcsv形式のファイルを指定し読み込みます。

読み込んだデータを、to_json()でjson形式のファイルとして保存、書き出しを行います。

■実行

今回書いたスクリプトを「csv-json-test.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、print関数での結果出力の記述は行っていないので何も表示されません。CSVファイルが変換されているのか保存先を確認してみます。

確認してみると、「test01.json」というJSON形式のファイルが書き出されていることが確認できました。

書き出されたJSON形式のファイルの中身をテキストエディタで確認してみると、JSON文字列となっていることが確認できました。

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