Pythonのcollectionsを用いて作成したdefaultdictでLambda 関数を使用する

Pythonのcollectionsを用いて作成したdefaultdictでLambda 関数を使用してみます。

この記事は「Pythonのコンテナデータ型ライブラリ「collections」を用いてdefaultdict を作成する」という記事の続きとなります。

■Python

Google Colaboratory(Google Colab),2023年2月21日時点ではPython 3.8.10が用いられる。

■collectionsを用いて作成したdefaultdictでLambda 関数を使用する

では、Pythonのcollectionsを用いてdefaultdictを作成しLambda 関数を使用してみます。

■コード

from collections import defaultdict

default = defaultdict(lambda:'日本')

default['田中'] = '大阪'

print(default['田中'])
print(default['鈴木'])

「from import」を用いてcollectionsのdefaultdictを呼び出します。その後、今回はdefaultという変数を定義します。定義後、その中でdefaultdict()を用います。括弧内に引数,パラメータとして「lambda:’日本’」を渡します。これでLambda 関数を使用しデフォルト値として今回は「日本」を定義します。

次にdefault変数に対して角括弧” [ ] ”を用いて「田中」というキーを作成し、キーに対しての値を”＝（イコール）”の後に記述します。今回は「大阪」という値を格納します

格納後、print()を用いてdefault内の情報を出力します。

■実行・検証

このセルを保存し、Google Colaboratory上で、セルを実行してみます。

実行してみると、Lambda 関数を使用しデフォルト値を定義しましたので、今回キーに対して値が格納されているものはprint()でその値が出力され、キーに対して値が設定されていないものは、デフォルト値がprint()で出力されることが確認できました。