PHPのjoin()関数を使用し配列の要素から文字列を取得します。
join()関数は、配列の要素から文字列を取得することができます。
■基本的な構文
join(separator,array)
separatorは、配列の要素の間に入れるものを指定します。デフォルトでは、「”” (空の文字列)」となります。オプションですが、常に2つの引数,パラメーターを使用することを推奨する。
arrayは、文字列に結合するための配列を指定します。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■PHPのjoin()関数を使用し配列の要素から文字列を取得する
では、PHPのjoin()関数を使用し配列の要素から文字列を取得するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>join()関数を使用し配列の要素から文字列を取得する</title>
</head>
<body>
<?php
$str = ["田中","村尾","山路","小杉","沢村"];
echo join(" ",$str)."<br>";
echo join(" + ",$str)."<br>";
echo join(" | ",$str)."<br>";
?>
</body>
</html>
今回はstrという変数を宣言し、その中で配列を作成します。配列の要素(値)として文字列を入れます。
その後にecho文とjoin()関数を使用します。join()関数の括弧内の第1の引数,パラメーターとして、配列の要素の間に入れるものを渡します。第2の引数,パラメーターとして、str変数を渡します。これで、渡されたstr変数内の文字列と、配列の要素の間に入れるものとが結合します。
その結合したものをecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「get_str_array_ele.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行してみると、join()関数を使用したことで、引数,パラメーターとして渡したstr変数内の文字列の間に指定した「” ”スペース」や代数演算子等が結合されて出力することを確認できました。
■配列の要素が数値の場合
確認後、配列の要素が数値の場合も実行してみます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>join()関数を使用し配列の要素から文字列を取得する</title>
</head>
<body>
<?php
$str = [21,25,32,11,43];
echo join(" ",$str)."<br>";
echo join(" + ",$str)."<br>";
echo join(" | ",$str)."<br>";
?>
</body>
</html>
■実行
実行してみると、join()関数を使用したことで、文字列と同じように、変数内の数値の間に指定した「” ”スペース」や代数演算子等が結合されて出力することが確認できました。
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