PHPのserialize()関数を使用し特定の配列をシリアル化してみます。
serialize()関数は、値の保存可能な表現を変換することができます。シリアル化することで値をビット列に変換し、ファイルやメモリバッファに保存することができます。また、ネットワークで送信することも可能です。
■基本的な構文
serialize(value);
valueは、シリアル化する値を指定します。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■serialize()関数を使用し特定の配列をシリアル化する
では、PHPのserialize()関数を使用し特定の配列をシリアル化するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>serialize()関数を使用し特定の配列をシリアル化する</title>
</head>
<body>
<?php
$test = serialize(array("apple","banana","kiwifruit"));
echo $test;
?>
</body>
</html>
配列をシリアル化するために、今回はtestという変数を定義し、その中でarray()関数を使用します。関数の括弧内には、値(文字列)を格納します。格納後、作成した配列に対して、serialize()関数を使用します。これで、作成した配列がシリアル化されます。
最後にシリアル化された配列が格納されているtest変数の中身をecho文を使用し出力します。
■実行
では、このスクリプトを「serialize_an_array.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、array()関数とserialize()関数を使用したことで、作成した配列をシリアル化し、シリアル化された配列をecho文で出力させることができました。なお、出力されたものは、値のバイトストリーム表現を含む文字列となります。
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