PHPのtimezone_open()関数を使用しDateTimeZoneオブジェクトを作成してみます。
timezone_open()関数は、新しいタイムゾーンを表すDateTimeZoneオブジェクトを作成することができます。
■基本的な構文
timezone_open(timezone) または、 DateTimeZone::__construct(timezone)
timezone_open()関数は、2つあり、どれも同じで、どの関数も使用できます。
timezoneは、タイムゾーンの指定をします。サポートされているタイムゾーンのリスト(https://www.php.net/manual/en/timezones.php)
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■timezone_open()関数を使用しDateTimeZoneオブジェクトを作成する
では、PHPのtimezone_open()関数を使用しDateTimeZoneオブジェクトを作成するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>timezone_open()関数を使用しDateTimeZoneオブジェクトを作成する</title>
</head>
<body>
<?php
$timezone = timezone_open("Asia/Tokyo");
echo timezone_name_get($timezone);
?>
</body>
</html>
DateTimeZoneオブジェクトを作成するために、今回はtimezoneという変数を定義し、その中でtimezone_open()関数を使用します。関数の括弧内には、引数,パラメータとして、タイムゾーンを渡します。これで新しいDateTimeZoneオブジェクトを作成され、timezone変数に格納されてました。
格納後、timezone_name_get()関数を使用します。括弧内には、引数,パラメータとして、timezone変数を渡します。これでタイムゾーンの名前が返されます。返されたタイムゾーンをecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「timezone_oj.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、timezone_open()関数を使用したことで、今回指定したタイムゾーンで新しいDateTimeZoneオブジェクトが作成され、timezone_name_get()関数で、DateTimeZoneオブジェクトのタイムゾーンを返し、返されたタイムゾーンをecho文で出力することができました。
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