PHPのdoubleval()関数を使用し変数の浮動小数点(float)値を返してみます。
doubleval()関数は、変数の浮動小数点(float)値を返すことができます。この関数は、floatval()関数のエイリアス(別名)です。
■基本的な構文
floatval(variable);
variableは、浮動小数点(float)値を確認する変数を指定します。変数は、大小を比較して順番に並べることが可能なスカラー型であること。スカラー型は、マトリックスデータ構造やベクトルデータ構造をもっていない。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■doubleval()関数を使用し変数の浮動小数点(float)値を返す
では、PHPのdoubleval()関数を使用し変数の浮動小数点(float)値を返すスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>doubleval()関数を使用し変数の浮動小数点(float)値を返す</title>
</head>
<body>
<?php
$test_1 = "123.456";
echo floatval($test_1)."<br>";
$test_2 = "こんいちは";
echo floatval($test_2)."<br>";
$test_3 = 1234;
echo floatval($test_3)."<br>";
$test_4 = "3.14こんいちは";
echo floatval($test_4)."<br>";
$test_5 = "こんいちは3.14";
echo floatval($test_5)."<br>";
?>
</body>
</html>
変数の浮動小数点(float)値を返すために、今回はtest_1,test_2,test_3,test_4,test_5という変数をそれぞれ定義します。定義した変数内に浮動小数点(float)や整数、文字列などを格納します。
格納後、doubleval()関数を使用します。関数の括弧内には、引数,パラメータとして、各変数を1つ渡します。これで渡された変数の浮動小数点(float)値を返す。返されたものをecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「return_float_val_of_var.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、doubleval()関数を使用したことで、変数の浮動小数点(float)値が返され、返された浮動小数点(float)値をecho文で出力させることができました。なお、変数の浮動小数点(float)値の取得に失敗した場合は「0」が返されます。また空の配列の場合は「0」を返し、空でない配列は「1」が返されます。
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